【追悼・洋画】2023年に惜しまれつつこの世を去った有名俳優たち

【追悼・洋画】2023年に惜しまれつつこの世を去った有名俳優たち

2023年、世界の映画界を代表する名優たちがこの世を去りました。映画好きなら一度は目にしているであろう有名俳優ばかりで、数多の名演技が今も記憶に残っています。今回は、2023年に亡くなった俳優の中から、日本でもおなじみの人気映画・テレビドラマに出演した6名を追悼します。


ラクエル・ウェルチ

生誕:1940年9月5日

死没:2023年2月15日(82歳)



ラクエル・ウェルチ
は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれの女優です。彼女が最初に注目を集めたのは、1965年公開の映画『ミクロの決死圏』で、その後20世紀フォックスと長期契約を結ぶことになります。



そして、彼女を世界的に有名にしたのが、1966年公開の『恐竜100万年』。セリフがわずか3つだったにもかかわらず、彼女のビキニ姿は多くの映画ファンを虜にしました。「人類初のビキニを着ている」と評され、ビキニ姿のポスター写真はベストセラーとなります。映画『ショーシャンクの空に』で、主人公のアンディーが刑務所の独房に彼女のポスターを貼ったのはあまりにも有名なシーンです。



彼女の登場は、伝統的なセックス・シンボルの型を破り、ハリウッドもブロンド美女を積極的に売り出すのをやめたといいます。1968年の『100挺のライフル』では、黒人のジム・ブラウンとラブシーンを演じ、映画史を変えたと言われています。

トム・サイズモア

生誕:1961年11月29日

死没:2023年3月3日(61歳)



トム・サイズモア
は、アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト生まれの俳優です。



映画デビューは1989年で、出演作の一つがオリヴァー・ストーン監督、トム・クルーズ主演の『7月4日に生まれて』の退役軍人役です。その後も、1993年の『トゥルー・ロマンス』や、1995年の『ヒート』など数多くの話題作に出演。そして、1998年には、アカデミー賞最優秀監督賞など5部門を独占した映画『プライベート・ライアン』で、一等軍曹のマイク・ホーヴァスを演じ、好評を博しました。



他にも、1993年の『スリー・リバーズ』、1994年の『ワイアット・アープ』などにも出演。人気映画においても、彼は存在感のある名脇役でした。

アラン・アーキン

生誕:1934年3月26日

死没:2023年6月29日(89歳)



アラン・アーキン
は、アメリカ合衆国ニューヨーク市生まれの俳優です。



当初はブロードウェイで活躍していましたが、1966年の『アメリカ上陸作戦』で本格的な映画デビューを果たします。本作は大ヒットし、アカデミー賞では作品賞、主演男優賞など4部門にノミネート。ゴールデングローブ賞では、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)に加え、アラン・アーキン自身が主演男優賞を受賞しました。その後は、1967年の映画『暗くなるまで待って』で主演のオードリー・ヘップバーンと共演するなど、人気俳優としての地位を確立していきます。



近年では、2006年の映画『リトル・ミス・サンシャイン』でアカデミー賞助演男優賞を受賞。この時なんと72歳でした。

マイケル・ガンボン

生誕:1940年10月19日

死没:2023年9月27日(82歳)



マイケル・ガンボン
は、アイルランドのダブリン生まれの俳優です。イギリスのロイヤル・ナショナル・シアターで初代総監督を務めていたローレンス・オリヴィエの目に留まり、そのオリジナルメンバーとして役者人生をスタートします。



映画デビューは、ローレンス・オリヴィエ主演の1965年のイギリス映画『オセロ』。その後、オリヴィエから地方で修行を積むようにアドバイスされ、シェイクスピアの舞台で多く主演をこなすようになります。



近年の活躍で有名な配役といえば、『ハリー・ポッター』シリーズのダンブルドア校長役でしょう。リチャード・ハリスの亡き後、役を引き継ぎ、2004年から2011年までシリーズに登場しました。

マシュー・ペリー

生誕:1969年8月19日

死没:2023年10月28日(54歳)



マシュー・ペリー
は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州生まれの俳優です。10歳の頃から子役として活躍し始め、1990年代に入ると、テレビドラマ『シドニー』の主人公の一人や、『ビバリーヒルズ高校白書』のゲスト出演など、さらなる活躍を見せるようになります。



そして、彼の出世作となったのが1994年から放送されたテレビドラマ『フレンズ』です。彼が演じた6人のフレンズの一人、チャンドラー・ビングは当たり役となり、ドラマの爆発的な人気とともに一躍スターの座を獲得しました。ドラマは2004年まで10年間も放送され、日本でも複数のチャンネルで視聴できる人気ドラマでした。



他にも、2002年の『エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画』、ブルース・ウィリスと共演した2000年の『隣のヒットマン』、2004年の『隣のヒットマンズ 全弾発射』など、映画でも活躍。2021年には、『フレンズ: ザ・リユニオン』に出演したばかりでした。

ライアン・オニール

生誕:1941年4月20日

死没:2023年12月8日(82歳)



ライアン・オニール
は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれの俳優です。



最初に注目を集めたのは、1964〜1969年に放送されたソープオペラ『ペイトンプレイス物語』。日本のテレビでも全話が放送された人気ドラマです。そして、彼の最初の代表作といえば、日本でも大ヒットした1970年の映画『ある愛の詩』でしょう。アリ・マッグローとの共演で、親の反対を押し切って結婚するも、不治の病で彼女ジェニーを失う相手役のオリバーを演じました。フランシス・レイの作曲したテーマ曲は、アカデミー作曲賞を受賞し、半世紀以上経った今もよく耳にする歴史的名曲です。



その他の代表作は、1973年の『ペーパー・ムーン』、1975年の『バリー・リンドン』など。特に、『ペーパー・ムーン』は、当時10歳の愛娘テータム・オニールとの共演で、娘はなんとアカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しています。これは、アカデミー賞史上最年少の記録で、2023年現在でいまだに破られていません。

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