「どうする家康」と1983年の「徳川家康」のキャストを比べてみた!

「どうする家康」と1983年の「徳川家康」のキャストを比べてみた!

2023年の大河ドラマは「どうする家康」が放送されていますが、40年前の大河ドラマも「徳川家康」を放送していました。当時と現在のキャストや内容を比べてみました。


徳川家康が主役の大河ドラマは3作目!

徳川家康が大河ドラマに登場することは多いですが、主役になったドラマは2023年現在3作品。

1983年の「徳川家康」、2000年の「葵 徳川三代」、そして2023年の「どうする家康」です。
「葵 徳川三代」はタイトルからも分かる通り、家康から家光までの3代が交代で主人公になります。物語のスタートは豊臣秀吉の死からはじまり、他の2作品とは少し違うので今回は1983年の「徳川家康」と2023年の「どうする家康」を比べてみたいと思います。

キャストを比べてみよう!

徳川家康

1983年の徳川家康は滝田栄さんが演じています。当時32歳でした。劇団四季出身の俳優さんで、大河ドラマは1979年の「草燃える」で初出演。「徳川家康」で3作目でした。1999年までに20年間で7本の大河ドラマに出演。3年に1度は出演するような形ですね。

他には連続テレビ小説「なっちゃんの写真館」でヒロインの夫を演じるなど、NHKによく出ているイメージでしたね。2000年以降は彫刻家として活動することが多くなり、時々2時間ドラマに出演するというスタンスでしたが2009年以降はドラマ出演されていません。

「どうする家康」の主演は松本潤さん。滝田さんは大河の主役に抜擢されて知名度がアップしましたが、松本さんは元々知名度が高い中での大河主演となりました。松本潤さんはタイが放送開始当初39歳なので松本さんの方が年齢が上がってからの出演でしたね。松本さんはこれまでNHKのドラマに出演されたことは何度かありましたが大河ドラマは、前作の「鎌倉殿の13人」の最終回に徳川家康として出演された以外は初めてでした。

【誰が演じた?】徳川家康編 - Middle Edge(ミドルエッジ)

瀬名(築山殿)

家康の正室である瀬名(のちの築山殿)を演じたのは、「徳川家康」では池上季実子さん(当時24歳)、「どうする家康」では有村架純(30歳)さんでした。

池上さんはこれまで「元禄太平記」、「草燃える」に出演した経験があります。有村さんは朝ドラ「あまちゃん」に出演し注目を集め、「ひよっこ」(今思うと同じ意味ですね)で主演を務めた経験がありますが大河ドラマは初でした。

「徳川家康」では、政略結婚で、今川の出であることを誇りに思い、信長を憎んでいました。家康との仲も冷え切っていて、自分と息子の安全だけを考えていたという解釈でした。瀬名は悪女、と言われることもありますがそのイメージでしたね。

「どうする家康」では、献身的な妻で最期まで夫婦仲は良好に描かれていました。

瀬名が自害するという史実は変わらないですが、描かれ方はだいぶ違いますね。解釈の違いもありますが、時代に合わせた作り方、という感じもしました。

於大(伝通院)

家康の生母・於大(伝通院)を演じたのは、「徳川家康」では大竹しのぶさん(当時26歳)、「どうする家康」では松嶋菜々子さん(49歳)でした。

大竹さんは滝田さんよりも7つ年下という大胆なキャスティングでした「徳川家康」では家康が生まれる前からを描いています。松本さんと松嶋さんも10個しか違わないので違和感がありましたがもっと違和感ですね。

於大は広忠の正室で家康の母ですが、家康を出産後に実家と敵対したために離婚。久松長家と再婚しています。「どうする家康」ではなんにでも首を突っ込み、乱世を生き抜く術を家康に伝授していました。

史実でも家康とはずっとつながりがあったそうですがどこまで首を突っ込んでいたのかは分かりません。そして、この松本さんと松嶋さんのやりとりは「花より団子」の道明寺と姉の椿のやりとりを思い出してしまいました。

織田信長

「徳川家康」で織田信長を演じたのは役所広司さん(当時27歳)。「どうする家康」では岡田准一さん(42歳)です。

役所さんは1980年の「獅子の時代」で大河ドラマ初出演、1994年までに5作品に出演されています。当時まだ駆け出しでしたが信長を演じたことで注目を集めました。

岡田准一さんは2014年の「軍師官兵衛」で主演を務めて以来、9年ぶり2度目の大河出演です。

信長の描かれ方は、大方の人のイメージ通り冷徹で戦略家という感じでかわりませんでしたね。「徳川家康」ではさいしょは「うつけ者」と呼ばれていた時代がありましたが、「徳川家康」では最初から怖かった気がしました。どちらもカッコよかったです。

豊臣秀吉

豊臣秀吉を演じたのは「徳川家康」では武田鉄矢さん(34歳)、「どうする家康」ではムロツヨシさん(47歳)です。

秀吉は百姓出身で人当りが良く、勘の鋭さと明るさで織田家臣の中で上り詰めていきます。ですから気さくな雰囲気の俳優さんがえんじられています。なんとなくの雰囲気はどちらも同じですが「どうする家康」の方が裏があるような描かれ方をしていて、家康も不審に思っていましたね。


他にも主要キャストはたくさんいますが、5人を比べてみただけでもだいぶ描かれ方が違うなと思いました。そして、1983年版の方が全体的に年齢が若いですね。

内容も違う?

1983年の「徳川家康」は山岡荘八さんの歴史小説『徳川家康(全26巻)』が原作になっています。脚本は金八先生で有名な小山内美江子さんです。

「どうする家康」は「徳川家康の生涯を新たな視点で描く」とされていますが特に原作はありません。脚本は「リーガル・ハイ」などで有名な古沢良太さんです。

同じ時代を題材にしていますがもちろン脚色や解釈違いもあり、内容は結構違うなと思います。特に、瀬名や信長との関係ですね。

「どうする家康」では瀬名との関係が良好だったため、殺害を命じた信長を恨んでいて、暗殺を考えていたという描写があり、これは今までの作品にはなく賛否両論でしたね。

本当の史実は分からないこともありますが、放送する時代によっても描かれ方は変わってくるのではないかなと思いました。

最後の大河時代劇!・・・になる予定だった「徳川家康」を振り返ろう! - Middle Edge(ミドルエッジ)

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