置くとオルゴールの音が流れる「受話器置き」とは?保留にする時に使っていました!
昭和の頃は電話機と言えば「黒電話」でした。重い受話器に、ジーコジーコと戻りの遅いダイヤルなど、今ではとても懐かしい電話機ですね。

黒電話
黒電話を使っていた際によく使用していたのが、保留時の「受話器置き」でした。自宅に掛かってきた電話を家庭内の誰かへと繋ぐ際に、一旦受話器を置いていた製品で、受話器の重さでオルゴールが鳴り始めるといったもの。
現在の電話機では標準機能で保留音が付いていますが、当時は手で受話器を塞ぐか、受話器置きを使うかが一般的だったように思います。今考えると、受話器置きは日本人らしい気遣いのひとつだったように思います。

受話器置き
ネット検索したら下記の動画を見つけました。受話器置きの実機を実際に使っている動画です。
今ではオルゴールの音色自体も昭和を想起させてくれる製品となっており、タイムスリップしたような感覚に浸ることができます。
また、下記に本稿の作成時に見つけた「黒電話カバー」の画像も掲載しています。
当時は黒電話そのままのご家庭もありましたが、カバーを付けられているご家庭も多かったように記憶しています。ちなみに筆者の自宅は白のレースを母親がお裁縫してカバーにしておりました。
皆さんのご自宅はいかがでしたか?

黒電話カバー
オススメ記事
懐かしの『ダイヤル電話』が歌詞に登場する歌謡曲&J-POP【12選+1】 - Middle Edge(ミドルエッジ)
80、90年代の家のインテリアに必ずあったもの - Middle Edge(ミドルエッジ)
アナログ時代の連絡ツール!待ち合わせで使っていた「駅の伝言板」とは? - Middle Edge(ミドルエッジ)