ダッシュ勝平とは?
あらすじ
上記されていますが、ダッシュ勝平とは主人公の坂本勝平(さかもとかっぺい)が純白のパンティ目当てにバスケ部に入って活躍する話です。
バスケのルールすら知らない、しかもチビな勝平ですが、その類まれなる運動神経で次々と必殺技を繰り出し大活躍します。「あかねシュート」や「ニャオンシュート」が第1話で出てきます。名前からも分かる通り、本格的バスケアニメとは程遠い、ツッコミし放題のコメディタッチで描かれています。
途中では卓球部やフェンシング部、果ては相撲部でも活躍するようなので、そちらでもどんな技を繰り出しているのか非常に興味深いですね。
知らない私からみると気になる各話のタイトルを少しピックアップすると、
「鳥人間・勝平空をとぶ」
「千手観音シュートを破れ」
「出た新秘技!洗たくバサミ」
などでしょうか。
当時見ていた人にとっては懐かしのタイトルかもしれませんね。
この物語で非常にキーとなるのはずばり「純白のパンティ」です。
原作の漫画でももちろん重要なのですがアニメではさらに強調されているようで、毎回のクライマックスパンチラはお約束になっているそうです。
今でもバスケマンガの先駆けとして、印象に残っているようですね。
主な登場人物

当時のおもちゃ
ここで少し懐かしのおもちゃを紹介します。
オークションでは今でも売買されているようです。
勝平の名は・・・(ネタバレ)
バスケアニメとして名高いダッシュ勝平。
その最終回はどんなものだったのでしょうか?
ここでまず前置きしたいのが、途中からダッシュ勝平はバスケアニメではなくなっているということです。途中から相撲・トライアスロン・ゴルフ・アイスホッケーなど、本当に様々な競技にチャレンジし始めたのです。そしてなんと驚くことに、デスマッチまで始めたこともあったとか・・・もうスポーツですらありません。
その多様ぶりは、ファンからも「迷走」ではないかと思われるほどでした。しかし、ダッシュ勝平はその間も全く人気が落ちず、今なおバスケマンガとして印象に残っているのです。
原作ではなかったタツノコプロ作品からのパロディーが多く盛り込まれた点も人気の一因だったのでしょう。
場を選ばず大活躍した勝平が、最終回ではなんと運動部から引退します。
そんな最終話のタイトルは、「勝平の名は永久に不滅です」です。
まさか長嶋茂雄さんのパロディーを入れてくるとは、本当に予想の斜め上ですよね。ハチャメチャな展開だったので順当といえば順当なのかもしれませんが。
今見るとあの引退表明は昭和の代名詞のようなもので懐かしく思うところもありますが、当時見ていた子どもたちはびっくりしたことでしょう。
そしてその後にはパンティが宙を舞い華々しく終了しました。
また、ヒロインあかりちゃんとは最終回より前に両思いだということが分かっているようです。
40話「熱戦!勝平対あかね」で勝平とあかねちゃんが卓球対決をするのですが、そのとき勝負が終わった後で勝平に抱き付き損ねたあかねちゃんが「バカぁ」と言ってます。
原作ではあかねちゃんと結婚会見を開いて終わったそうです。
ダッシュ勝平と聞いたとき、最初は全然どんなアニメなのか想像がつきませんでした。しかしオープニングからも分かる通り、勝平はずっとパンティに向かってダッシュしていたようですね。あの頃のマチ子先生のようなエロコメ路線のアニメで、もう今は放送できないんだろうなと思うと感慨深いです。
原作の漫画だけ見ていた方も、アニメオリジナルの展開や演出も多いようなので楽しめると思います。キッズステーション等で再放送されているそうなので、昔見ていた方もそうでない方も一度見てみてはいかがでしょうか。