ソヨン
エリンの母親で、獣ノ医術師である。元は「霧の民」だった。16歳の時に一族の掟を破って闘蛇衆の頭領の息子であったアッソンと結婚した。だがそのために「霧の民」から追放されてしまった。17歳の時にエリンを産んでいる。医術師として非常に優れた腕を持っており、〈牙〉たちの世話を任されるほどだった。だが〈牙〉たちが亡くなってしまったことで罪に問われ、生きながら野生の闘蛇に食い殺されることになってしまう。助けに来たエリンを大罪とされる〈操者ノ技〉を使って逆に助けるが、闘蛇に囲まれて沼の底に消えて行った。
ジョウン
真王領の東端、サンノル郡に住む蜂飼い。王都のタムユアン高等学舎で教導師長を務めていたが、ある事件で職を追われて隠遁生活をしていた。湖畔に流れ着いて気を失っていたエリンを介抱した。以後4年間、彼女を養うことになった。
マンガ「獣の奏者」の見どころ
上橋菜穂子の壮大なファンタジー小説を、丁寧に漫画化したのが本作です。
展開も決して速いわけではなく、かつセリフも多く説明が多いのですが、その丁寧さが逆にこの物語世界へとしっかりと誘っていきます。
母親が食い殺されてしまうという衝撃の展開から、エリンはジョウンに救われます。そこからが物語としては本番と言えるでしょう。
「霧の民」とは何か、その大罪とされる〈操者ノ技〉とは何か等の謎も多く、やはり人気小説が原作だけあって物語にどんどん引き込まれていきます。
絵柄も優しく、物語と相まってじんわりと泣けます。
ぜひ読んで欲しい傑作です!
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