織田信行
喜六郎の兄。史実では織田信秀の三男または四男として、すぐ上の兄が織田信長。なお喜六郎が亡くなったあとに末森城から兵を起こし、信次の旧臣の籠もる守山城下を焼き払う報復を行った。父・信秀の葬儀の際、兄の信長が仏前で抹香を投げつけるという行為をしたのに対し、正装をして礼儀正しく振舞ったという逸話が残っている。信長に代わって弾正忠家の当主を名乗ったが、稲生の戦いで敗北した後、信長に謀殺された。
柴田勝家
織田家の家来。史実ではで柴田勝義の子供とされている。若いころから織田信秀の家臣として仕え、尾張国愛知郡下社村を領したという。織田信長の家督継承のころには織田家の重鎮であったが、信秀が死去すると織田信行に家老として仕えた。信行を信秀の後継者にしようと画策し織田信長の排除を試み戦うが（稲生の戦い）、信長との戦いに敗れて降伏した。
織田信長
織田信秀の嫡男。史実では家督争いの混乱を収めた後、桶狭間の戦いで今川義元を討ち取り、勢力を拡大した。足利義昭を奉じて上洛し、後には義昭を追放することで、畿内を中心に独自の中央政権を確立して天下人となった。しかし家臣・明智光秀に謀反を起こされ本能寺で自害した。漫画の中では喜六郎を誤って殺した信次を「秀孝自身にも咎はある」と許しているが、これは史実通りである。
マンガ「信長公弟記～転生したら織田さんちの八男になりました」の見どころ
「小説家になろう」発の、小説のコミカライズです。
主人公が転生するのは、織田信秀の八男。あの信長の弟です。
戦国時代（1555年）に転生してしまった主人公は、当時の風習に驚きます。たとえば傷口に馬糞を塗るとか、食事にダシを使っていないとか。
これらを戦国の武将として活躍しようというのではなく、自分の幸せのために改善していくというのがみどころで、面白いところです。
当時のことを知るという勉強になり、かつキャラクターたちが魅力的なので楽しく読めます。
「なろう系」を普段読まない方にも、ぜひ手に取って欲しい作品のひとつです。
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