アン・ブーリン
国王のヘンリー8世の2番目の妻。貧乏貴族出身で、前王妃のキャサリン・オブ・アラゴンの侍女として仕えるが、ヘンリー8世に請われて結婚。王子を産むことを期待されるが、産まれたのは女の子のエリザベスだった。王宮に味方がおらず、偶然出会ったウィリアム・セシルに心を許す。同名の実在人物がモデル。
ヘンリー8世
テューダー朝第2代のイングランド王。冷酷な暴君で女癖も悪い。キャサリン・オブ・アラゴンと結婚していたが、王子が産まれなかったため彼女と離婚。アン・ブーリンと結婚する。しかし、アンとの結婚をローマ教皇が認めなかったため、新たにイングランド国教会を創設した。同名の実在人物がモデル。
エリザベス
ヘンリー8世の第2子。王妃のアン・ブーリンの娘で、赤毛と鋭い目つきが特徴。おむつが濡れてもお腹が減っても泣かない、ちょっと変わった赤ん坊。後のテューダー朝第5代、最後の大君主エリザベス1世。同名の実在人物がモデル。
マンガ「セシルの女王」の見どころ
この時代のイングランドの歴史を学んだ人なら、とにかく暗い、重い、残酷、というイメージをがっつり持っているはず。なんたってロンドン塔にぶち込まれ牢死した有名人が一番多い時代。率直王ヘンリー8世、その娘ブラッディメアリ、ロンドン塔の霊と言われる2度目の妻アン・ブーリン、そしてエリザベス女王。これらのダークなイングランド王家の系譜を、ゴシックロマンにせずに、むしろ人間味あふれるテイストで描いた怪作だと思います。理不尽な時代に筋の通った忠臣でありつづけたウィリアム・セシルと、偉大な女王エリザベス1世との関係性は、歴史の場に立ち会っているみたいにドキドキしますよ。
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エリザベス1世と彼女を支えた忠臣の物語。 「俺がエリザベス様をこの国の女王にします」 アン王妃にそう約束したウィリアムは、ケンブリッジへと進学。 学内ではカトリックとプロテスタントが混在し議論を深めていたが、国王ヘンリー8世に背く立場として、大学総長であり、カトリック司教ジョン・フィッシャーがロンドン塔へ収監される。 時の権力者・クロムウェルに、釈放の条件として、フィッシャーに国王支持を表明させるよう言い渡されたウィリアムは――!? 歪む音を立てながら、強引に進む時代。大人にならざるを得ない少年たち。 そんな折、前王妃・キャサリンの訃報が届き、ウィリアムの、アンの、エリザベスの運命を大きく揺るがすこととなる激動の1536年が幕を開ける――!!!!!
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