清居 奏(きよい そう)
初対面で平良が「神さまが慎重に作り配置したみたいな目鼻立ちは恰好いいというより美しい」と評したルックスとカリスマを持つクラスメイト。学校内でのカーストは頂点を誇る。平良をパシリ扱いするグループの一員ではあるが、一人で静かにマンガを読んだりスマートフォンを弄っていることが多い。
マンガ「美しい彼」の見どころ
小学生から吃音症で思うようにコミュニケーションができず友達がいなかった主人公・平良。高校ではカースト上位グループのパシリとして使われている彼は、清居から駄賃として受け取った500円を大切にためています。利用されても貶されても「清居に会える」喜びが勝るのです。ずっと孤独だった平良ならではの切実で見返りを求めない想いに圧倒されます。原作の著者は映画化された「流浪の月」の凪良ゆうさん。マイノリティな人々のあきらめに近い絶望を描く心理描写は、北野仁さんの儚げで美しい作画との相性が抜群です。
もちろんAmazonでも「美しい彼」コミックを全巻大人買いが出来ます!
※本記事は執筆時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。詳細は、各サービスの公式サイトをご確認ください。