三船 ゆう子
三船の妻。
三人の子育てと家事を一人で担う。忍耐強く優しい母親。
仕事一辺倒の浩司に「父親と一緒に過ごした時間を、子供たちに残してあげてほしい」と訴える。
三船 サチ
事件当時5歳だった三船家の長女。弟の大ちゃんと赤ん坊の裕太がいたが惨殺されてしまった。幼稚園の運動会に来ると約束していた浩司が、仕事を理由に来ないと聞いて拗ねていたが、当日の親子リレーに浩二が参加し涙を出して喜んでいた。
荒井(あらい)
家族が惨殺された元刑事。三船の復讐に手を貸そうとする。
マンガ「鬼になる」の見どころ
孤独な老人の復讐劇『髑髏は闇夜に動き出す』が記憶に新しいTETSUO先生の新作です。
本作の冒頭は1992年の設定ですが、重傷を負った浩司が目覚めたのは2022年。浩司は70歳になっています。
主人公がもっと若ければ読者はもっと安心して読めるのでは?と思いきや、愛する者を奪われた憤りや不撓不屈の精神力は何も持たない老人ならではの強さかもしれません。自分の命すら惜しくない、世間体や裁きすらおそれない。それこそ最強なのだと。
冒頭は罪のない子供たちやお母さんが惨い目に遭います。誰にでも気軽に勧められる娯楽作ではありませんが、老人を格好良く強く優しく描くTESUO先生の真骨頂と言える作品でしょう。
『父親とはなんだろうと考えることがありました。自分の知る父親はあまり多くを語らず、仕事熱心で不器用な、でも大切な家族のため一生懸命頑張る姿でした。『鬼になる』はそんな父親の物語です。どうか最後まで見守ってあげて下さい(TETSUO)』
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