ジル・シュバイツァー・グリーデン
元騎士団団長で伯爵。先代の王の右腕と呼ばれ、大陸統一を兼ねた戦乱の時代に活躍し、数え切れない程の軍功を収め、伯爵を主人公にしたサーガは百を超えると言われる。辺境の地に住まい、領地をよく収めて領民の人気も高い。
60歳を過ぎているが、今も騎士団の訓練の指揮を取るだけの体格と体力を持つ、涼やかで凛としたイケメン。穏やかで、奈子のことを大事に扱い、「ナコ嬢」と呼ぶ。
リン
宰相の孫娘。神子として召喚された奈子についていた6人の侍女のうちのひとりだが、他がいなくなっても最後まで残った。毒舌だが正直で口さがなく、奈子とも仲がいい。奈子の婚姻に際し、奈子を「枯れ専」と看破した。
マンガ「残り物には福がある。」の見どころ
その年の差45歳。淫行どころの話ではありませんが、お互い合意の上ならOK。ましてや「枯れ専」と呼ばれてしまう主人公ならなおのこと。
でも彼女は枯れ専なのではなく、心から旦那様であるグリーデン伯爵が好きなんです。穏やかで、丁寧で、人の心を知り、気遣う。なのにほぼ現役と同じ体格と体力を維持し、イケメンこの上ない。たとえジジイでも、こんな人にゆっくりとていねいに、決して性急にならずやさしく扱ってもらえたら、っていう女子の秘められた欲望がダダ洩れるに違いないシチュエーション。神子の力が顕現してもなお変わらない伯爵のイケジジぶりを、ぜひ堪能してくださいね。
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