【訃報】元プロレスラーの鶴見五郎さん死去。
元プロレスラーの鶴見五郎(本名:田中隆雄)さんが26日、低血圧および敗血症のため神奈川県内の施設で亡くなっていたことが明らかとなりました。73歳でした。本人の意向により、葬儀は行わないとのこと。
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鶴見さんは1948年、神奈川県横浜市出身。東海大学理学部を卒業後、1971年に国際プロレスに入門し、1973年から1975年のヨーロッパへの武者修行を経て、帰国後は中堅レスラーとして活動しました。しかし、1979年に試合会場で自分の名前が対戦カードに掲載されていなかったことから国際プロレスの社長とトラブルとなり、殴打事件へと発展。それがきっかけとなりヒールへと転向し、日本人初のヒール軍団「独立愚連隊」を結成しました。1981年の国際プロレスの崩壊後は、フリーランスとして全日本プロレスに登場しラッシャー木村らとともに「国際血盟軍」を結成したり、90年代に入るとSWSに参戦するなどしていましたが、両足の下腿潰瘍のため2013年にプロレスラーを引退。晩年は高血圧、糖尿病、心不全などで療養していたとのことです。
大仁田厚もコメントを発表!
このたびの鶴見さんの訃報には、大仁田厚も反応。「国際プロレスの面々はいい人ばかりだった」「心からお悔やみ申し上げます」などとコメントし、故人を偲んでいました。
ストロング小林、ターザン後藤…近年のプロレスラーの訃報。
昭和から平成にかけて、名ヒールとして親しまれた鶴見さん。近年、同時代を彩ったプロレスラーの訃報が時折入ってきています。ミドル世代としては悲しい限りですが、ここでは彼らの冥福を祈るとともに、2021年~2022年に亡くなったプロレスラーを何人かご紹介したいと思います。
ターザン後藤
5月29日には、FMWやIWAジャパンなどで活躍したプロレスラー・ターザン後藤さんが肝臓がんにより亡くなりました。58歳でした。
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【訃報】ターザン後藤さん死去。FMW戦士が多く亡くなる状況に大仁田厚「なぜか、俺だけが生き残っているよ」 - Middle Edge(ミドルエッジ)
ストロング小林
2021年12月31日には、アントニオ猪木との名勝負「昭和の巌流島」などで活躍した元プロレスラー、ストロング小林さんが81歳で死去しました。
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【訃報】アントニオ猪木と「昭和の巌流島」を戦ったプロレスラー・ストロング小林さん死去。風雲!たけし城、伊賀忍法帖など - Middle Edge(ミドルエッジ)
風間ルミ
2021年9月21日には、女子プロレスラーとしてジャパン女子プロレスなどで活躍した風間ルミさんが亡くなりました。55歳でした。
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【訃報】元女子プロレスラーの風間ルミさん死去。社長兼レスラーとしても活躍 - Middle Edge(ミドルエッジ)
保坂秀樹
2021年8月2日には、「ミスター・ポーゴ2世」を名乗り活躍したプロレスラー・保坂秀樹さんががんのため亡くなりました。49歳でした。
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【訃報】「ミスター・ポーゴ2世」を名乗ったプロレスラー・保坂秀樹さん死去。 - Middle Edge(ミドルエッジ)