一文字 初雪(いちもんじ はつゆき)
名門一文字財閥の御曹司で私立王冠学園の生徒会長。高校2年。容姿はまんま王子様で、母親は元華族、曾祖父はマフィアのボス、いとこは石油王という超セレブ。本人も、バイオリンで世界のコンクールを制したり、ピアノもフルートも超一流で、学内で演奏すると世界的な作曲家が生演奏を聴きにきたり、小5の時の作文でノーベル平和賞を受賞したり、STAPPE細胞を発見したりと、すべてが規格外。もちろん学園内の人気は絶大で、四天王と呼ばれる生徒会執行部の親衛隊を護衛に持っている。
なぜか便所飯をしているところを小梅に見られ、惚れ込み、猛アプローチをかける。
花岡 椿(はなおか つばき)
四天王の一人。元庶民。初雪とは10年ほどの付き合い。母親が妾で、10年ほど会っていなかったが、小梅と母親を訪ねて再会を果たす。同じく庶民で、まっすぐな小梅を好きになり、初雪との間で悩む。
剣崎 柿彦(けんざき かきひこ)
四天王の一人。寺の息子で、幼少の頃から一文字家と初雪に仕え、初雪への愛にあふれるあまり、接近する小梅を常に吹き矢で狙うヤバイ男。吊り橋効果を狙って椿と小梅をくっつけようとするが、逆に自分が子犬に惚れてしまい、「犬彦」と名付けて愛犬にする。小梅には「メガネ先輩」と呼ばれている。
鬼ヶ島 桃太郎(おにがしま ももたろう)
鬼ヶ島総合病院の一人息子で、女装男子。学園では常に化粧をし、髪をツインテールにしている。地味な小梅をディスる一方、女子力を上げるアドバイスなどもする。
蓮之助(れんのすけ)
四天王の一人。デカい。ドカベンの岩鬼のように肩のところがちぎれているような制服を着ており、葉っぱを楊枝代わりに咥えている。顔が見えているコマと、話しているシーンがない(はず)。
花橘 あかり(はなたちばな あかり)
初雪の婚約者。生粋のお嬢様であり、家同士の婚約ではあるが初雪を好いている。小梅には「婚約者が気まぐれに拾ってきた犬を捨ててこいなどとは言えない」と、上から目線での対応をする。不知火兄弟という護衛を常につけている。
マンガ「王子が私をあきらめない!」の見どころ
彼女へアプローチをする際に深紅のバラの花びらが舞い、彼女への恋心を自覚すると鳥がさえずり虹がかかり花が咲き乱れ、責められると土砂降りになる・・・天候まで影響するというもうなんだかよくわからない規格外のスーパーセレブ王子が、どうしても庶民の自分をあきらめてくれない、そして自分に「あきらめろと僕に言うことをあきらめてくれ」と言う。そんなぶっ飛んだ設定の中で語られるストーリーは意外にも純愛でささやかな幸せで、その設定とのギャップを楽しむ作品です。アサダニッキらしいスピード感あふれるギャグのやりとりは健在。バラの花びらで窓ガラスも粉砕するパワーをぜひ感じてください。
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