【訃報】歌手・葛城ユキさん死去。
「ボヘミアン」などのヒット曲を輩出した歌手・葛城ユキさんが27日、腹膜がんのため東京都内の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。73歳でした。
第一報はこちらです!
葛城さんは1949年、岡山県出身。60年代後半より歌手として活動し、1969年に本名である田中小夜子名義でレコードデビュー。その後、朝霧まち、葛城ゆきと名義を変え、1980年に葛城ユキとして発表したシングル「哀しみのオーシャン」がヒット。さらに1983年には、飛鳥涼と井上大輔が大友裕子に提供した「ボヘミアン」のカバーが大ヒットを記録し、自身の代表曲となりました。一方で近年は夢グループが主催する「夢スター歌謡祭 春組対秋組歌合戦」への出演を重ねるなどしていましたが、2021年にステージ4の原発性腹膜がんが発覚。治療に専念し、今年の5月には復帰ステージを飾っていたもののその後体調が悪化、このたびの訃報となりました。
交流のあった著名人から続々と追悼のコメントが。
印象的なハスキーボイスで人気を博していた葛城さん。その交友関係は幅広く、彼女の訃報には多くの著名人が追悼のコメントを発表しています。
阿佐ヶ谷姉妹
お笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子は、「とある番組で光栄にもご一緒でき、名曲『ボヘミアン』を御本人の前で歌わせてもらった事、御本人の唯一無二の歌声とロングトーンを間近で聴かせていただけた事、本当に忘れられぬ幸せな経験でした」と生前共演した際のエピソードを綴り、「変わらぬ美声と美脚、ずっと憧れの方」と故人を偲んでいました。
相川七瀬
2021年に東京・日比谷野外音楽堂で開催された「NAONのYAON」で共演した相川七瀬は、「嘘、、、。ユキさん絶対、ステージに戻ってくるって、、、」と綴り、「信じたくないです」とまだ心の整理がついていない胸中を吐露していました。
湯川れい子
作詞家の湯川れい子は、「大ヒット『ボヘミアン』の前の年、1981年井上大輔さんの曲で、『風の彼方に』と、84年に『哀愁夜』と言う曲を書いています」と生前の葛城さんとの関わりに触れ、「気持ちの優しい、サバサバとした性格の方で、大好きでした」と、故人の人柄を偲んでいました。
中西圭三
葛城さんと同じ岡山県出身のシンガーソングライター・中西圭三は「岡山の音楽祭やイベント等ご一緒させて頂きました」と一緒に仕事をした旨を懐古し、「熱い歌声をありがとうございました」と感謝の気持ちをコメントしていました。
