いくつ行ったことある?歴代の日本一高いビルを振り返ってみよう!

いくつ行ったことある?歴代の日本一高いビルを振り返ってみよう!

2014年に建てられたあべのハルカスが2022年2月現在、日本で一番高いビルです。その前の日本一は横浜ランドマークタワーでした。歴代の日本一高いビルを見ていきましょう。


ホテルニューオータニ

1964年に竣工された、東京都千代田区にあるホテルニューオータニ本館。17階建て73mのビルですが、当時は日本一高いビルだったんですよ。

ちなみにそれまでは1936年に竣工された国会議事堂中央塔、9階建て65が日本一高いビルでした。

ニューオータニ本館は高層ビル時代を拓いた歴史的建築物と言われていて、ブランド品などの店舗も入ったプラザ型ホテルです。

1962年に、2年後に控えた1964年の東京オリンピックのため、外国人の宿泊を確保しようと政府が財界に打診したところ、大谷重工業社長の大谷米太郎氏がホテル建設に名乗りを上げたのです。

たった1年半で客室数1085室のホテルを建設したため、当時の最新技術だったユニットバスや高性能カーテンウォールなどを取り入れました。設計は大成建設です。

最上階にはシンボルともいえる回転ラウンジがあり、東洋一といわれて長い間親しまれていましたが、安全上の理由で2018年から停止しています。

霞が関ビルディング

1968年に竣工されたのは霞が関ビルディング。霞が関ビルディング地上36階、地下3階、地上高147mの(全長156m)といきなりホテルニューオータニの倍の高さ。日本最初の超高層ビルとして知られています。設計は山下寿郎設計事務所、施工は三井建設と鹿島建設、所有者は三井不動産です。

敷地内に緑地や展望台、郵便局、診療所などを設け、テナント従業員以外も利用する「街」としての機能を取り込みました。今ではこういったビルが多いですが、最初は霞が関ビルディングだったんですね。

世界貿易センタービル

1970年に竣工しました。地上40階、地下3階、地上高152m(全長は163m)のビルです。東京商工会議所の呼びかけによって140の企業が参加しました。設計、日建設計、武藤研究室(武藤構造力学研究所)施工は鹿島建設です。

オフィス、会議室、展示場、結婚式場、展望台、物販・飲食店街、バスターミナルなどの施設が入ってさらに充実していますね。バスターミナルは東京で最初の中長距離バス発着用として設置されました。

2013年に「浜松町二丁目4地区」は都市再生特別地区となり、2021年で閉館しました。地上152mのビルの解体は日本で初めてでした。新しいビルは同じ場所に2027年に建てられる予定です。

京王プラザホテル・新宿住友ビル・新宿三井ビル

1971年には京王プラザホテルが竣工。 地下3階 - 地上47(本館)階で全長は179mです。設計は日本設計。京王プラザホテルを皮切りに、西新宿に超高層ビルが増えていきます。

1974年3月には新宿住友ビルディングが完成。地上52階・地下4階で全長210m。日本の超高層ビルで初めて200mを超えた建物です。設計は日建設計。建設は鹿島建設・竹中工務店・住友建設。2020年にイベントスペース三角広場の開業を含む大規模改修がありました。

1974年9月には新宿三井ビルディングが完成。地上55階・地下3階・塔屋3階で全長225mです。設計は三井不動産、日本設計事務所。建設は鹿島建設、三井建設です。

こうして西新宿に高層ビルが増えていったのですね。

サンシャイン60

1978年に竣工したのはサンシャイン60。名前の通り地上60階・地下4階、塔屋3階です。高さは240mで完成当時は日本一だけではなく、アジア一、高いビルでした。

郵便番号は170-60xxとなっていて、××部分階層です。ひとつの階だけでひとつの郵便番号を使うなんて規模の大きさが分かりますよね。

高さ226.3メートル海抜高269.8メートルに展望台があり、高層ビルとしては2022年2月現在都内一です。2021年に東京スカイツリー展望台ができるまではタワー展望台も含めて都内一でした。

設計 は三菱地所(建築)、武藤構造力学研究所(構造)、施工は大成建設他8社JV、所有者は株式会社サンシャインシティです。

東京都庁第一本庁舎

1971年に竣工された東京都庁第一本庁舎は48階、地下3階。243.4m(軒高:241.9m)です。10年以上日本一高いビルだったサンシャイン60を超えたのです。

バブル景気の最中に計画されたので「バブルの塔」、「タックスタワー」などとも呼ばれていました。

第一本庁舎45階に展望台があり、「南展望室」と「北展望室」に分かれています。どちらも1階から直通エレベーターでわずか55秒で到着。入場料は無料なんですよ。また、第二本庁舎4階に外部業者二社が入った社員食堂があり、だれでも利用可能。料金もリーズナブルなので人気があります。

行ったことがないという人も多いと思いますが、お出かけスポットにもいいですね。

横浜ランドマークタワー

1993年に竣工したのは横浜ランドマークタワー。これまで東京都のビルが日本一の高さでしたが、ここで神奈川県横浜市になりました。

地上70階・地下3階、塔屋3階(タワー棟)で地上296m。地下4階・地上5階のプラザ棟も合わせた建物です。設計は三菱地所設計とザ・スタビンス・アソシエイツ。所有者は三菱地所です。

横浜ロイヤルパークホテル、オフィス、ランドマークプラザ(ショッピングモール)、ドックヤードガーデン(広場・レストラン街)、スカイガーデン(展望フロア)などから構成されています。

69階の展望フロア「スカイガーデン」に行くエレベーターは2階から最大分速約750mで世界最速記録でした。(下りは2022年2月現在も最速)

2012年に高さ300mのあべのハルカスが竣工するまで20年近く日本一高いビルでした。現在も日本で二番目で東日本では一番です。

2022年度虎ノ門・麻布台地区に325.24mのオフィス棟が、2027年には390mのトーチタワーが完成予定になっています。

現日本一もいいですが過去の日本一のビルをめぐってみるのも楽しいと思いますよ。

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