謎の雰囲気が漂う美女!奥菜恵さんの出演ドラマまとめ

謎の雰囲気が漂う美女!奥菜恵さんの出演ドラマまとめ

1990年代から芸能界で活動されてきた奥菜恵さん。ドラマにも数多く出演されていますね。奥菜さんの出演ドラマをまとめてみました。


芸能界デビューまで

奥菜恵さんは広島生まれ。ですが幼少のころに父親の仕事の都合で上京していて広島のことはあまり覚えていないそうです。

1992年に13歳でテレビドラマ『パ★テ★オ』でテレビドラマデビューします。この時の役名は奥菜恵でした。役名を芸名にしたわけではなく、芸名が珍しいので覚えてもらうために芸名でドラマ出演したのでした。

ちなみに、奥菜さんの本名は非公開です。それもあってなんだかどこかミステリアスな雰囲気がありますよね。

その後オムニバスドラマシリーズ、「If もしも」の中で『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』に出演したり、単発ドラマの出演が多かったですが1993年には折原みとさん原作のドラマ「真夜中を駆けぬける」にレギュラー出演していました。

さらに1995年には「この悲しみを乗り越えて」で歌手デビュー。1998年までの間に7枚のシングルをリリースされています。

若葉のころ

奥菜恵さんの知名度がアップしたのは1996年にkinkikids主演のドラマ「若葉のころ」に出演したころではないでしょうか。

「若葉のころ」は母が他界し、働かない父親の代わりに働きながら弟妹の面倒を見ている武史(堂本剛さん)と、医者、そして嘉南学園の理事長の息子でもあり、何一つ不自由なく暮らしてきた甲斐(堂本光一さん)の友情の物語。

武史が編入試験を受けて嘉南学園に入ることになり、甲斐に出会うところから物語はスタート。

正反対の2人はお互い理解できないことも多かったでしょう。甲斐が無意識に上から目線になってしまい武史はいちいち傷つきます。距離を取ろうとするものの、根は悪い奴ではないということはわかっていました。甲斐が積極的に武史に接触していくのでだんだん友情をはぐくむようになります。

奥菜さんは武史の幼馴染で何かと弟、妹の世話も焼いていた少女蒔田 泉役です。武史は泉に恋心を抱いていて、のちに恋人になります。ですがじつは泉は甲斐にだんだん惹かれていっていたのです。

ある日、武史の家に遊びに行った泉は父親に強姦されそうになってしまいます。泉をかばった武史は、もみ合いの末誤って父を刺してしまい少年厚生院にいれられてしまいます。

しばらくは泉と甲斐から手紙が届くのですがだんだん届かなくなり不思議に思いながら出所すると、なんと泉は甲斐の子を妊娠していたのでした。

というなかなかヘビーなドラマで難しい役どころでしたね。前半の明るい奥菜さんがとても可愛かったです。

ふたり

1997年にテレビ朝日系列の「月曜ドラマイン」で放送された「ふたり」では主演を務めました。

原作は赤川次郎さんの同名小説。大林宣彦が1990年にドラマ化、1991年に映画化しているのですが。キャストを改めて1997年にもドラマ化されたのです。

「ふたり」は二人の姉妹のお話。しっかりものの姉が事故死してしまったのですが、姉を頼っていた妹の前に幽霊として現れ助言などを行います。時には妹が一人で頑張り、成長していく物語。

奥菜さんは妹の実加。姉の千津子は一色紗英さんが演じました。他には千津子の恋人役として河村隆一さんが出演していたほか、雛形あきこさん、小嶺麗奈さん、山口紗弥加さん、小橋賢児さんなども出演されていました。懐かしいキャストですね。

青の時代

1998年に放送された「青の時代」では堂本剛さんと再び共演。

不良グループの一人である安積 リュウ(堂本剛さん)は、ひったくりやカツアゲなどを繰り返していましたが、根はやさしく仲間想いの性格。

奥菜さんはそんなリュウと偶然出会い思いを寄せる牧野茜を演じました。

リュウの弁護を引き受けた弁護士榛名圭一 (上川隆也さん)の初恋の人によく似ていて、奥菜さんは茜と初恋の女の子の2役を演じました。初恋の女の子は、榛名の中学時代に転向してきた女子生徒でクラスでいじめにあい、自殺をしていました。

こちらの物語も複雑で重いテーマでしたね。

天国に一番近い男

1999年には松岡昌宏さん、陣内孝則さん主演の「天国に一番近い男」(第1シリーズ)に出演。奥菜さんは松岡さん演じる甘粕 四郎と同じ会社の社長秘書・露崎 小春役でした。

大学受験に失敗し、状況はしたものの投げやりに人生を送っていた四郎が、「天使」を名乗る男・天童世死見(陣内孝則さん)に出会います。命題をクリアしなければ死ぬと宣告され、天童や同僚と力を合わせて命題をクリアしていくという物語です。

小春ははじめは窪塚洋介さん演じる社長の御曹司と付き合っていて、四郎のことはよく思っていませんでした。ですがいろいろなことに努力して変わっていく四郎の姿に惹かれていき、最終回では結婚しています。このドラマのヒロインですね。

天国のKiss

同じく1999年に月曜ドラマインで放送された「天国のKiss」では主演を務めています。

主人公の御手洗明日美は、前向きで一生懸命な性格なのですが、周りを混乱させてしまうほどのドジで「疫病神」と呼ばれていました。ですが、ミュージシャン・SHUの歌で元気づけられていました。

ある日SHUのコンサートに行った明日美はSHUが飛び降り自殺しようとしているところを目撃し、助けようとしたところ鉄骨が落っこちてきて死亡してしまいます。明日美は幽霊となったのですが誰にでも見える上に実態があるので今まで通りの生活を続けています。感極まると体が光る、涙を流すと消えてしまうなどの現象はありました。

明日美には幼馴染の篠原 櫂がいたのですが、櫂の姉、梢が亡くなったことで家族が崩壊し、人間不信に陥っていました。櫂が明日美の学校に転向してきて再会。そして明日美が幽霊であることを知り・・・というストーリーでした。

奥菜さんはその後も2005年くらいまではコンスタントにドラマ出演されていて、その後はゲスト出演が多くなりました。それでも強烈な印象を残す女優さんだと思います。

関連するキーワード


ドラマ 奥菜恵

関連する投稿


昭和の名作ドラマ「中学生日記」が舞台で蘇る!小南光司主演「2025」上演決定

昭和の名作ドラマ「中学生日記」が舞台で蘇る!小南光司主演「2025」上演決定

1972年から2012年までNHKで放送された学園ドラマ「中学生日記」が、昭和100年の節目となる2025年12月に舞台化決定。受験を控えた中学生たちの不器用ながら熱い青春を描いたオリジナル脚本で、主役を小南光司が務める。当時の悩みが令和にどう響くのか、若手からベテランまで総勢25名の俳優陣による熱演に注目が集まります。


抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

高校時代からモデル活動を始め1986年に「カネボウ・スイムウエアイメージモデル」として脚光を浴びた広田恵子さん。現在は家族で〇〇を組んで活動している・・・。


「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンターも務めた女優『ジュリー・ドレフュス』!!

「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンターも務めた女優『ジュリー・ドレフュス』!!

1991年3月にミステリーハンターとして登場されると出演回数8回で、出演回数ランキング33位となるジュリー・ドレフュス さん。2013年出演のドラマ「老舗旅館の女将日記」を最後にメディアで見かけなくなり気になりまとめてみました。


「ひとりでできるもん!」の主人公で3代目まいちゃんの『伊倉愛美』現在は?!

「ひとりでできるもん!」の主人公で3代目まいちゃんの『伊倉愛美』現在は?!

2000年4月から『ひとりでできるもん!』に主人公・今田まい(3代目まいちゃん)役としてレギュラー出演した伊倉愛美さん。現在は結婚されお母さんに・・・。


「ニューモモコ」グランプリに選ばれCM、グラビアで活躍した『古川恵実子』!!!

「ニューモモコ」グランプリに選ばれCM、グラビアで活躍した『古川恵実子』!!!

1992年にニューモモコグランプリに選ばれCM、グラビアで活動されていた古川恵実子さん。2010年3月頃まではラジオDJを担当されていましたが、以降メディアで見かけなくなりました。気になりまとめてみました。


最新の投稿


「パックマン」「ゼビウス」などナムコット名作がブランケットに!ファミコン外箱を再現した「クラシックゲームブランケット」登場

「パックマン」「ゼビウス」などナムコット名作がブランケットに!ファミコン外箱を再現した「クラシックゲームブランケット」登場

株式会社KADOKAWA Game Linkageは、ナムコットブランドのファミコンソフト『パックマン』、『ゼビウス』、『ドルアーガの塔』の外箱をモチーフにした「クラシックゲームブランケット」3タイトルを2026年2月16日に発売します。両面印刷で外箱の表裏デザインを忠実に再現し、A5サイズ16ページの冊子も同梱。現在、予約受付中です。


病院も映画館も煙モクモク!?自由すぎる昭和の常識を徹底図解

病院も映画館も煙モクモク!?自由すぎる昭和の常識を徹底図解

日本文芸社は、「昭和100年」の節目に、書籍『眠れなくなるほど面白い 図解 昭和の話』を11月27日に発売しました。庶民文化研究家・町田忍氏監修のもと、「病院でもタバコOK」「消費税なし」「過激すぎるTV」など、令和の感覚ではありえない“自由すぎた昭和の本当の姿”を、図解と豊富な資料写真で紹介。世代を超えたコミュニケーションツールとしても楽しめる一冊です。


ビー・バップ・ハイスクール高校与太郎祭!仲村トオルも清水に降臨

ビー・バップ・ハイスクール高校与太郎祭!仲村トオルも清水に降臨

映画『ビー・バップ・ハイスクール』公開40周年記念イベント「清水 ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎祭」が、聖地・清水駅前銀座商店街で12/13・14に開催決定!初日は仲村トオルさん登壇のセレモニーを実施。学ラン・セーラー服でのコスプレOKエリアや、名シーンの聖地巡礼ツアー、映画全6作の上映会など、アツすぎる内容で、あの頃の青春がブッ返る!


プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

新日本プロレスの“100年に一人の逸材”棚橋弘至氏による著書『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』が2025年12月18日にKADOKAWAより発売されます。引退が迫る棚橋氏が、26年の現役生活で培った視点から、プロレスの魅力、技の奥義、名勝負の裏側を徹底解説。ビギナーの素朴な疑問にも明快に答え、プロレス観戦をさらに面白くする「令和の観戦バイブル」です。


ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

小学館クリエイティブは、ウルトラマンシリーズ60周年、『小学一年生』100周年の節目に『学年誌 ウルトラふろく大全』を11月28日に発売しました。『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの学年誌・幼児誌のウルトラふろく200点以上を網羅的に掲載。組み立て済み写真や当時の記事も収録し、ふろく全盛時代の熱気を再現します。特典として、1970年の人気ふろく「ウルトラかいじゅう大パノラマ」を復刻し同梱。