映画【ゴーストバスターズ】出演者たちのその後・・

当初は前作の出演者たちを再登場させたうえで、新たなキャストを加える予定でしたが、オリジナルメンバーであるイゴン・スペングラー博士役のハロルド・ライミスが亡くなったことなどから『ゴーストバスターズ』『ゴーストバスターズ2』で監督を務めたアイヴァン・ライトマンが降板。

その後就任したポール・フェイグ監督の提案により、同作はオリジナル作品のリブート版という形になりました。ライトマンは製作として参加し、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、シガニー・ウィーバー、アニー・ポッツらもさまざまな役柄でカメオ出演しています。

映画『ゴーストバスターズ／アフターライフ』は、当初2020年7月の公開予定でしたが、新型コロナウィルスによるパンデミックの影響で幾度となく延期され、ようやく2021年11月19日に無事アメリカで公開されました。

今作はオリジナル作品の正統続編と言われ、主要キャストが同じ役で勢揃いしているほか、物語は故イゴン・スペングラー博士の娘や孫を中心に新世代へと受け継がれています。

また監督にはシリーズ第1作目と第2作目で監督を務めたアイヴァン・ライトマンの息子で映画監督のジェイソン・ライトマンが抜擢され、製作には今回もアイヴァンが携わりました。日本では2022年2月4日に公開が予定されています！

ゴーストバスターズ社を創立者で女好きのピーター・ヴェンクマン博士を演じたビル・マーレイ(Bill Murray)は、1950年9月21日生まれ、イリノイ州シカゴ出身のコメディアン・俳優・脚本家・映画監督です。

日本では『ゴーストバスターズ』の大ヒットで知名度を上げましたが、アメリカではすでにコメディバラエティ『サタデー・ナイト・ライブ』のオリジナルキャストとしてお茶の間の人気者となっていました。

その後もコンスタントに映画出演を続けており「ゴーストバスターズ」シリーズをはじめ『恋はデジャ・ブ』『チャーリーズ・エンジェル』『ロスト・イン・トランスレーション』『ジャングル・ブック』など様々な役柄で活躍中！私生活では2度の離婚を経験し6人の子供がいます。

ピーターの友人でゴーストバスターズのメンバー。超常現象オタクの「レイ」ことレイモンド・スタンツ博士を演じたダン・エイクロイド(Dan Aykroyd)は、1952年7月1日生まれ、カナダ出身のコメディアン・俳優・ミュージシャン・脚本家です。1975年、親友のジョン・ベルーシやビル・マーレイらと共に『サタデー・ナイト・ライブ』のオリジナルメンバーとして人気を博しました。

また『ブルースブラザーズ』や『ゴーストバスターズ』などの脚本家としても知られ、1982年に相棒のベルーシを失った後は俳優としてコメディ作品以外でも活躍しています。学生時代から音楽にも精通しており、1985年にはチャリティーソング「ウィ・アー・ザ・ワールド」のコーラスに参加。

以降も『花嫁はエイリアン』や『ゴーストバスターズ2』「マイ・ガール」シリーズ、『ノット・ア・ガール』『50回目のファースト・キス』ほか、現在もさまざまな作品に参加し続け、コンスタントに活動しています。私生活では、1983年に結婚し娘が3人います。

ピーターの友人でゴーストバスターズのメンバー。幽霊退治のメカニック開発担当のイゴン・スペングラー博士を演じたハロルド・レイミス(Harold Ramis)は、1944年11月21日生まれ、イリノイ州シカゴ出身の脚本家・映画監督・俳優です。主に映画監督・脚本家として活動し、時折俳優も行なっていました。「ゴーストバスターズ」シリーズでは共演のダン・エイクロイドと共に脚本も担当。その後の主な作品には『恋はデジャ・ブ』(製作/監督/脚本)、『クローンズ』(監督/製作)、『恋愛小説家』(出演)、『アナライズ・ミー』(監督/脚本)などがあります。2014年、69歳で亡くなりました。

ゴーストバスターズが売れ出したことによる人手不足のため雇われた新メンバー、ウィンストン・ゼドモアを演じたアーニー・ハドソン(Ernie Hudson)は、1945年12月17日生まれ、ミシガン州出身の俳優です。『ゴーストバスターズ』の大ヒットで知名度を上げ、続く『ゴーストバスターズ2』にも出演。近年も映画やテレビドラマで精力的に活躍し、またコンピューターゲームの声優でもあります。

ゴーストバスターズ最初の依頼者。のちにピーターの恋人となるディナ・バレットを演じたシガニー・ウィーバー(Sigourney Weaver)は、1949年10月8日生まれ、ニューヨーク州マンハッタン出身の女優です。1979年から1997年まで続いた大ヒット映画「エイリアン」シリーズの主人公エレン・リプリー役で世界的な知名度を獲得しました。

その後も「ゴーストバスターズ」シリーズをはじめ映画を中心に精力的に活躍し、1988年に公開された『ワーキング・ガール』では「ゴールデングローブ賞」助演女優賞を受賞したほか、アカデミー賞にもノミネートされた実力派。

現在でも『アバター』や『ファインディング・ドリー』など多くのメジャー作品に出演し、第一線で活躍している人気女優です。私生活では、1984年に演出家のジム・シンプソンと結婚し娘が誕生しました。なお歴史的大成功を収めた『アバター』はシリーズ化され、現在2028年までに4本の続編を製作中！シガニーはその全てに出演する予定です。

ディナと同じマンションに住む気弱な会計士ルイス・タリーを演じたリック・モラニス(Rick Moranis)は1953年4月18日生まれカナダ・オンタリオ州トロント出身の俳優・コメディアンです。「サタデー・ナイト・ライブ」等への出演でアメリカでも広く知られるようになりました。

『ゴーストバスターズ』以降も「ミクロキッズ」シリーズに主演するなど話題作に多数出演。しかし1997年、俳優として確固たる地位を築きながらも、2人の子供たちの子育てに専念するため、芸能活動を休止しています。(1991年に妻を癌で亡くしている)。ですが俳優業を引退したわけではなく、2003年・2006年にディズニー映画「ブラザー・ベア」シリーズでラットの声を担当したほか、2020年2月には『ミクロキッズ』の続編に出演予定との発表がなされました。

ゴーストバスターズ社の受付嬢ジャニーン・メルニッツを演じたアニー・ポッツ(Annie Potts)は、1952年10月28日生まれテネシー州ナッシュビル出身の女優です。『ゴースト・バスターズ』で知名度を上げ『ゴーストバスターズ2』にも出演。以降もコミカルな演技を得意としている。

近年は「トイ・ストーリー」シリーズのボー・ピープ役でもお馴染みで、また2017年から放送されているコメディドラマ『ヤング・シェルドン』(原題：Young Sheldon)にも主人公一家の向かいに住むバァバ役でレギュラー出演中！私生活では、バツ3で現在はテレビディレクターの男性と結婚し3人の子供がいます。