OVA版【ヴァリアブル・ジオ】18禁の美少女対戦格闘ゲームがアニメ化！負けてしまった美少女が迎える悲惨な末路とは！？

PC₋9800シリーズのパソコン向けソフトとしては珍しく、対戦格闘ゲームといったジャンルのソフトとして開発・発売された『ヴァリアブル・ジオ』。しかも、当時のアダルトコンテンツの分野において、その大半の作品はアドベンチャーゲームが占めるのに対し、対戦格闘ゲームといったジャンルで制作された希少性という意味でも注目を集めました。
その後は家庭用ゲーム機にも移植され、OVA化も実現。さらにはアドベンチャーゲームとしての続編も発売されています。

今回の記事では、こちらOVA版『ヴァリアブル・ジオ』の内容を中心に振り返っていきます。

最強のウエイトレスを決めるべく開催される格闘大会ヴァリアブル・ジオ。多国籍企業として絶大な富をもつ謝華グループがイベントを主催しており、賞金総額は10億円、さらに優勝者には伝説の一等地が与えられるといいます。

過去三回のヴァリアブル・ジオで優勝を手にしているのは、主催企業である謝華グループの総帥レイミ・謝華。彼女は圧倒的な強さを見せつけ王座に君臨していました。
物語の主人公は、カフェ・ハンナミラーズに勤務する武内優香。彼女は強敵との熱い戦いを求め、ヴァリアブル・ジオに参加することを決意します。
初戦、優香はレスリングではオリンピック代表候補にもなった久保田潤を打ち破り、その存在感をヴァリアブル・ジオの関係者に知らしめることに。その一方、優香をリングサイドで応援していた親友・八島聡美に注目する関係者も。聡美も優香とは同門の武術を学び、実力的には優香と同等レベルにありますが、大きな大会では優香に勝てないでいました。
聡美は病気で入院している弟の手術費用の捻出に困っていて、そこに目をつけたヴァリアブル・ジオ関係者は彼女を言葉巧みに誘い、ヴァリアブル・ジオに参加させようとします。
ヴァリアブル・ジオは優勝したときのメリットが大きい反面、戦いに敗れた者には辱めが待っているという闇も。こうして第四回を迎えたヴァリアブル・ジオは波乱の展開に…

アダルトゲームからのアニメ化ということで、エロ要素に期待してしまうユーザーも多いかと思いますが、OVA版『ヴァリアブル・ジオ』に関して、そういった要素はかなり抑えられたものとなっています。

その代わり、セクシーな描写は多いため、他の美少女格闘もの…

こちらのタイトルに代表されるような妖艶さがOVA版『ヴァリアブル・ジオ』にも踏襲されているのは嬉しいですね。もう少し攻めた描写を実現してほしかったですが、基本的にはアダルトコンテンツとして制作されていませんので、そちらのほうに期待するのが酷なことといえるのかもしれません。

主人公・優香を演じるのは声優・三石琴乃さんというところにも注目したいですね。

このような作品のキャラクターを演じてきたことでも有名だと思います。
すでにレジェンド声優といった顔ぶれに肩を並べる存在といっても過言ではないといえるでしょう。そんな彼女がOVA版『ヴァリアブル・ジオ』でも主役を担当されているのです。
そして、OVA版『ヴァリアブル・ジオ』の主人公・優香の一人称は「ボク」というところも見逃せません。三石琴乃さんがボクっ子を演じているのを見られる数少ない作品ともいえますよね。

※その後、プレイステーション・セガサターンといったゲーム機にも移植。

PC向けソフトとしては、その後も次々に続編は発売されています。

アダルトゲームからアニメ化されたコンテンツとしては、エロ要素はかなり抑えめに制作されたOVA版『ヴァリアブル・ジオ』。それでも場面場面にはその鱗片を漂わせる描写があって、思わず興奮してしまうカットも少なくありません。
こちらの続編として制作された『V.G.NEO』は完全にアダルトアニメとして制作されていますので、これについても記事として取り上げていきたいと思います。
声優・三石琴乃さんが主役を務めていて、ボクっ子を演じているという部分にも着目したいですね。そういった意味でも希少価値は高いといえるでしょう。記事内には本編動画のリンク先もご紹介していますので、この機会にぜひご覧になってみてくださいね。