【訃報】「ズッコケ三人組」で有名な児童文学作家・那須正幹さん死去。

【訃報】「ズッコケ三人組」で有名な児童文学作家・那須正幹さん死去。

児童文学シリーズ「ズッコケ三人組」などで知られる作家・那須正幹(なす まさもと)さんが22日、肺気腫のため山口県防府市の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。79歳でした。


【訃報】「ズッコケ三人組」で有名な児童文学作家・那須正幹さん死去。

児童文学シリーズ「ズッコケ三人組」などで知られる作家・那須正幹(なす まさもと)さんが22日、肺気腫のため山口県防府市の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。79歳でした。

第一報はこちらです!

那須さんは1942年、広島県出身。島根農科大学(現:島根大学)を卒業後、自動車のセールスマンを経て、家業の書道塾を手伝う傍ら児童文学の執筆を開始。1972年に「首なし地ぞうの宝」で学研児童文学賞を受賞し、作家デビューを飾りました。そして1978年には代表作となる「ズッコケ三人組」シリーズをスタート。2004年までの間に50作品、シリーズ累計発行部数2500万部超のベストセラーを記録しました。また、自身の被爆体験から1995年に「絵で読む広島の原爆」を執筆、原水爆禁止世界大会で講演するなど、平和のための活動も併せて行っていました。

子供の頃に我々を夢中にさせた「ズッコケ三人組」

80年代~90年代に小学生時代を過ごした方であれば、誰もが覚えているであろう「ズッコケ三人組」。ハチベエ(八谷良平)・ハカセ(山中正太郎)・モーちゃん(奥田三吉)の小学6年生3人組が、学校行事から心霊現象まで様々な題材を通じて奮闘するというストーリーでした。学校の図書室で読んだり、読書感想文の題材に使った方も多いかと思います。そんなズッコケ三人組ですが、メディアミックス展開として書籍以外にアニメ化、ドラマ化などされています。ここでは、書籍を含めて様々なズッコケ三人組を振り返っておきましょう。

シリーズ本編

まずはシリーズ本編から。1978年に第1作として「それいけズッコケ三人組」が発表され、翌1979年に「ぼくらはズッコケ探偵団」、その後は毎年1~2作品ずつコンスタントに発表されています。2004年にシリーズが完結するまでに発表された作品は実に50作品。その後、40代となった3人組を題材とした大人向け小説「ズッコケ中年三人組」も登場しています。

テレビアニメ

テレビアニメとしては、1995年に日本テレビ系列で「ズッコケ三人組 楠屋敷のグルグル様」が単発で放送された後、2004年にはテレビ東京系列でおよそ半年にわたり「それいけ!ズッコケ三人組」のタイトルで全26話が放送されました。

テレビドラマ

テレビドラマとしては、80年代にテレビ朝日系列の「ハウスこども劇場」枠で単発作品がいくつか放送された後、1985年から1986年にかけて関西テレビ・フジテレビなどで「それいけ!ズッコケ三人組」がおよそ1年にわたり放送。また、1999年にもNHK教育「ドラマ愛の詩」枠で「ズッコケ三人組」が放送されています。

映画

1991年には、共同映画の配給で「花のズッコケ児童会長」が公開。さらに1998年には東映の配給で「ズッコケ三人組 怪盗X物語」が公開されています。

その他、ドラマCDやOVAなども発表され、様々なメディアを通じて我々を楽しませてくれた「ズッコケ三人組」。昭和から平成における児童文学の代表と言える同作を遺した那須さんの功績は、今後も語り継がれていくことでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。

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