誰もいない海~♪ 17才は南沙織の名曲!シンシアと呼ばれたアイドル時代から現在は?

誰もいない海~♪ 17才は南沙織の名曲!シンシアと呼ばれたアイドル時代から現在は?

70年代 ストレートの黒髪に小麦色の肌で私達の前に現れた”南沙織”さんを覚えていますか?既存のアイドルとはどこか違う、キラキラとした沖縄の海をイメージさせるシンシアに魅了されたものです。「17才」はデビュー曲ながら、オリコンの上位にランクインするヒット曲となり、後々 多くのアーティストがカバーする名曲です。今なお心に残る”南沙織”さんのアイドル時代をご一緒に懐かしんでみませんか?


南沙織 プロフィール

本名:篠山 明美(旧姓:内間)

生年月日:1954年7月2日

出身地:沖縄県宜野湾市

別名:シンシア(Cynthia 英語名)

学歴	:上智大学卒業

活動期間:1971年~1978年 1991年~1997年

配偶者:篠山紀信(写真家)

本土復帰前の沖縄で生まれ育ったという環境と、ご両親が幼い頃に離婚され義父がアメリカ軍所属のフィリピン人兵士というバックグラウンドからバイリンガルであり、デビュー当時から他のアイドルや歌手達にはない惹かれるものがありました。

4歳の頃から育った宜野湾市では何度も引っ越し、その度に何故かいつも自宅は普天間飛行場のゲートの近くだったので、「ジェット機の爆音は生活の一部でした。」と語られています。

クリスチャンの家庭に育った為「シンシア・ポーリー(Cynthia・Paule)」というクリスチャン・ネームを持ち、幼稚園の頃から通った「クライスト・ザ・キングインターナショナルスクール」では高校までの一貫した「英語教育」でした。(1989年に閉校)

1971年6月1日「17才」で歌手デビュー

"南沙織"さんの歌手デビューは、奇跡のような運命の巡り合わせのようなものです。

地元沖縄・琉球放送のテレビ番組「オキコワンワンチャンネル」などでアシスタントのアルバイトをしていた南さんが写っている写真を番組に出演されていた「ヒデとロザンナ」さんのマネージャーが東京に持ち帰り、偶然ソニーの関係者の目に留まった事から始まります。

ソニーはその当時 新人を探していて、南さんに光るものを感じたのでしょう。急遽 沖縄から東京へ呼び寄せられました。

沖縄が本土へ復帰前の1971年春 パスポートを手にお母さんと2人で上京すると、ソニーの社長と面談を済ませ、すぐさまデビューへ向けたプロジェクトがスタート。

作曲は”筒美京平"氏を中心に洋楽的な音作りが進められ、作詞には”有馬三恵子”氏を起用。沖縄→海→南沙織 という南さん自身の言葉であるかのような詩が爽やかな新風を巻き起こしました。

本土復帰前の沖縄は、本土に住む者にとって歴史的背景や政治的な要素があり決して明るいイメージではなかったのですが、”南沙織”の登場によって「沖縄=美しい海・輝く太陽」一新されました。

デビューへ向けてのプロジェクト開始からわずか3ヶ月

6月1日 「17才」でデビュー  キャッチフレーズは「ソニーのシンシア」

「17才」はオリコンヒットチャートで上位にランクイン。54万枚のヒットを記録し、「第13回日本レコード大賞・新人賞」「第2回日本歌謡大賞・放送音楽新人賞」「第4回新宿音楽祭・金賞」に輝きました。

年末には、NHK「第22回NHK紅白歌合戦」に出場 デビューからわずか半年という異例の大抜擢です。

”南沙織”の登場によって「海」がアイドルを演出する上でイメージ作りのアイテムになっていきます。
ちなみに、デビュー曲「17才」以上にB面に収録された「島の伝説」の方が南国を感じる曲になっています。

芸名は”南陽子”になるはずだった!

ソニーの社内で芸名を公募したところ「南陽子」が1位だったのですが、作詞を手がけた”有馬三恵子”氏の「まった!!」がかかり、有馬氏の提案で「沙織」になったという事です。

太陽の陽で「陽子」もピッタリな気がしますが、「子」がつくとどうしても日本人的になってしまうので、当時は「沙織」が新鮮な響きだったようです。

J-POPシーンに新しい風を吹き込んだ「17才」は、後に多くのアーティストに歌い継がれていきます。

「17才」をカバーしたアーティスト

広く知られているのは”森高千里”さんですね!
歌よりも美脚に注目が集まる事も多いですが・・・(*^O^*)

森昌子 1972年 アルバム「先生/同級生」に収録
葉山ユリ 1972年 アルバム「あこがれ」に収録
栗田ひろみ 1973年 アルバム「太陽と海とオレンジ」に収録
桜田淳子 1974年 アルバム「淳子と花物語」に収録
豊川誕 1975年 アルバム「汚れなき悪戯・星めぐり」に収録
新井薫子 1982年 アルバム「Kaoruko・・・ライブベスト」に収録
森高千里 1989年 シングル「17才」収録
コリン・テル 1989年 アルバム「秘密の楽園」に収録
ギルガメ・セクシーメイツ 1992年 アルバム「セクシータイムスリップ」に収録
バンビー 2001年 アルバム「Dancemania PRESENTS J★PARADISE」に収録
勝野慎子 2001年 シングル「17才」収録
後藤沙緒里 2005年 アルバム「まんすりぃ萌音ぼーかるこれくしょんVol1」に収録
衝和ショッキング 2007年 アルバム「Song for Life」に収録
Alani Ohana Band 2007年 アルバム「東京ハワイ」に収録
Wiz-us 2007年 アルバム「ナカユクイ」に収録
Donna Fiora 2008年 アルバム「fiora」に収録
銀杏BOYZ 2008年 シングル「17才」収録

まだまだ他にも、”瑠川リナ”さんが2014年にシングル「17才」を収録など多数カバーされています。

若い世代には”森高千里”さんの曲だと思っている方も多く それはそれで元気があって可愛いのですが、「17才」はやっぱり”南沙織”の歌声じゃなきゃ!と、ミドルエッジ世代なら思いませんか!?

作曲を担っていた”筒美京平”氏が惚れ込んでいた南さんの歌声。バイリンガル特有の発音やリズム感・声の使い方、他の誰にも出せない魅力がありました。

世代的な共感を歌うアーティスト”南沙織”

同時期にデビューした”小柳ルミ子”さん”天地真理”さんと共に「新三人娘」としてトップアイドルとして人気だった”南沙織”さんですが、他の2人とは違って初々しさが魅力でした。

スターではあるけれど隣にいそうな普通の女の子っぽさがあり、南さんの歌う歌の世界はまるで自分達の世界を歌っている様に引き込まれていきます。

デビュー当時のキラキラした17才の頃から比べ1973年リリースの「色づく街」あたりから雰囲気が変わりファン層も拡大。アルバムでは洋楽ポップスもレコーディングし、普段は洋楽しか聴かない層の獲得にも成功したと言われています。

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