ひとりぼっちの青春
日本では知る人ぞ知る映画といった感じの「ひとりぼっちの青春」。これまた多くの人に観て頂きたい大傑作なんです。監督は後の「追憶」、「トッツィー」、「愛と哀しみの果て」といった作品で更に評価を高めることになるシドニー・ポラック。主演は余りにも美しいジェーン・フォンダだ!典型的なアメリカン・ニューシネマといっていい作品です。
タイトルがまたいいですね。原題とは大きく異なりますが、いいタイトルですよ。
ひとりぼっちの青春
賞金を求めてただただマラソンダンスを行うという、漫画「カイジ」に通じるような狂気としか言いようのない、でもって虚無でもあるという、なんともやるせない物語です。
映画のマラソンダンスとは、見世物になりながら1時間50分踊って(走って)は10分休憩を昼夜ぶっ通しで続けるという過酷な催しです。なんですが、こうした催しは実際にアメリカで行われていたというから驚きですね。
それにしてもラストシーンは余りにも重く悲しい。ジェーン・フォンダが美しいだけに尚更ですね。
1969年を代表するアメリカン・ニューシネマには他にサム・ペキンパー監督の「ワイルドバンチ」やジョージ・ロイ・ヒル監督の「明日に向って撃て!」といった優れた作品もあります。
M★A★S★H マッシュ
1970年になると、これまたアメリカン・ニューシネマを代表する1本「M★A★S★H マッシュ」が公開されます。
この作品はアメリカン・ニューシネマの中でもちょっと毛色が違うんですよね。コメディです。野戦病院(朝鮮戦争)の人々を描いたブラックコメディーなんです。
M★A★S★H マッシュ
朝鮮戦争の野戦病院に、人手不足から二人の医師が補充された。ところがこの医師たち、軍規を無視してやりたい放題。いかつい女性将校をからかうのに夢中になってしまう……。
https://movies.yahoo.co.jp/movie/22188/story/解説・あらすじ - M★A★S★H マッシュ - 作品 - Yahoo!映画
戦争を笑い飛ばしてやろうという反体制映画ですね。
MASHとは、Mobile Army Surgical Hospitalの略で、陸軍移動外科病院という意味です。
日本人にはこのユーモアはよくわからんのではないかとも思うのですが、アメリカ人にはたまらんようです。世界的にも大変評価され、カンヌ国際映画祭パルム・ドールやアカデミー脚色賞を受賞しています。
いちご白書
「いちご白書」と聞いて映画ではなくバンバンを思い浮かべるそこの貴方、そうです!これが「いつか君と行った映画」です。アメリカン・ニューシネマの決定打と言っていいかもの作品です。
学生闘争を描いたフィクション映画で、実にアメリカン・ニューシネマなテーマを持った作品といえます。
いちご白書
「いちご白書」には、主題歌の「サークル・ゲーム」をはじめ、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング「ヘルプレス」「僕達の家」、ニール・ヤング「ローナー」などなど名曲が多数使われています。中でも圧倒的なのがジョン・レノンというか、プラスティック・オノ・バンドの「平和を我等に」ですね。ジョンの曲が見事に時代とリンクしていたことがよく分かります。