『はだしのゲン』とは?
『はだしのゲン』
『はだしのゲン』アニメ化にあたって、原作者の中沢啓治さんが漫画・実写映画では描けないような当時の実態を描写したいという意向から、その制作費の一部には中沢啓治さんの私財が投じられています。
アニメ版『はだしのゲン』
アニメ版『はだしのゲン2』
広島の原爆投下50年を迎えた1995年には、特別番組として、アニメ版『はだしのゲン』二作品がローカル枠ながら地上波放送も実現しました。今回の記事ではこちら、アニメ版の内容を中心に振り返っていきます。
アニメ版『はだしのゲン』の本編動画・ストーリー
中岡家の家族構成は、父の大吉、母の君江、姉・英子、弟・進次とゲンの5人。
アニメ版『はだしのゲン』の魅力とは?
原爆のグロテスクな描写
こんな意見も少なくないアニメ版『はだしのゲン』。当時、この作品を教材として使っていた学校も多かったため、トラウマとして記憶に刻まれているミドルエッジ世代は多いのかもしれませんね。
個人的には核兵器だけではなく、戦争そのものの悲惨さ・愚かさも十二分に伝わってくる内容で強烈なメッセージ性がひしひし伝わってきます。
敢えて悲惨な描写をしている場面には、原作者・中沢啓治さんがわざわざ私財が投じてまで制作していることを忘れてはいけません。そこには絶対に忘れてほしくないという想いが込められているのです。
逞しく生きる子供たち
食べ物にも恵まれず、周囲からは被爆者として差別を受けながら生き抜いていくゲンたち。その姿には心を打たれるものがあります。家族を失いながら、仲間が増え、他人の優しさに触れながら人間らしさを取り戻していくところは本当に素晴らしいですね。
原作コミックにはないオリジナル要素
アニメ版『はだしのゲン』はキャラクター設定が原作コミックと違うことでも有名です。
原作コミックの設定は衝撃的なものが多いですが、アニメ版を制作するにあたっては少しマイルドな描写に変更されています。
アニメ版『はだしのゲン』には、政という原作コミックに存在していないオリジナルキャラクターも登場しています。
アニメ版と原作コミックの相違点を比較しながらご覧になるとも面白いと思います。
『はだしのゲン』の関係コンテンツ
実写映画
『はだしのゲン』
『はだしのゲン 涙の爆発』
『はだしのゲン PART3 ヒロシマのたたかい』
『はだしのゲンが見たヒロシマ』
テレビドラマ
アニメ版『はだしのゲン』のまとめ
広島に投下された原爆の悲惨さを伝えるアニメ版『はだしのゲン』。その過激な内容・描写に賛否は分かれるようですが、原作者・中沢啓治さんの意向を反映させた結果だったみたいです。
多くのミドルエッジ世代にトラウマを残したコンテンツかもしれませんが、そんな混沌とした世の中で逞しく生きるゲンや子供たちの輝きも忘れられません。アニメ版を視聴してみると、原作コミックとの相違点というところに注目してみても面白いと思います。
確かに気分を害する場面は多いのかもしれませんが、当時、この惨劇を目の当たりにしていた原作者や被爆者たちのことを考えると胸が痛くなりますね。
観たことがないというユーザーは、記事内に本編動画を掲載していますので、この機会にぜひご覧になってほしいです。子供のころに観たミドルエッジ世代も、大人になった今の視点で視聴してみると、新たな発見やメッセージ性に気付けるのではないでしょうか。