小岩井乳業が「瓶牛乳」の販売を終了。
大手乳業メーカー・小岩井乳業がこのたび、「ビン商品」の製造・販売を終了することを発表しました。2021年3月末をもって終了し、4月以降は「新容器ミニパック」という紙パックへと変更していくとのこと。
第一報はこちらです!
「当商品をご愛顧いただいたお客様におかれましては、あらためて厚く御礼申しあげます」とのコメントとともに、自社のホームページで販売終了の告知を行った小岩井乳業。SNS上では「風呂上がりに、唇で感じられる瓶の冷たさが好きでした」「飲み口が変わると味も変わる 瓶の方が美味しいのに」といった、瓶ならではの味わいを懐かしむ人が続出。これも時代の流れとは言え、多くの人が小岩井のビン商品の販売終了を惜しんでいました。
2019年には「明治フルーツ」も販売終了。
また2019年には、瓶入りの「明治フルーツ」の販売が終了。このときも、「風呂上がりのお供が無くなってしまった」と、その終了を惜しむ声が続出しました。
こちらは当時の告知。
ペットボトルの「明治フルーツ」は好評発売中!
ちなみに明治は、瓶入りの販売終了に合わせてペットボトル入りの「明治フルーツ」を市場に投入。瓶入りの風情は無くなってしまったものの、あの味自体は今でも楽しむことが出来ます。

ミドル世代なら思い出しておきたい!牛乳瓶にまつわる昭和ネタ!!
ミドル世代にとっては非常になじみ深いビン商品。特に牛乳瓶は、学校の給食の定番として三角パックと双璧を成していました。ここでは、そんな牛乳瓶にまつわる昭和ネタを軽く振り返っておきましょう。
傷だらけの天使
まずはテレビドラマ「傷だらけの天使」。そのオープニングにて、萩原健一が朝食で牛乳を飲むシーンは非常に印象的でした。当時真似をした方も多かったのではないでしょうか!
嘉門達夫
替え歌の巨匠・嘉門達夫の代表曲「鼻から牛乳」。これも当時小中学生で給食に牛乳が出ていた世代にとっては、なじみのある楽曲ではないでしょうか。給食の最中に、鼻から牛乳を出すチャレンジをしたクソガキ(現在40~50代)も多かったと思います!
様々な用途のある「牛乳キャップ」
給食で配られる瓶牛乳についていたフタ、通称「牛乳キャップ」。キャップを集めて満足したり、遊びに使ったりする子供も多かったと思います。私の周囲では、キャップを100円玉の大きさに切り取って、それを「ガシャポンの100円玉を入れるところに入れて無理矢理回す」という犯罪行為をしているクソガキ(現在40~50代)がいらっしゃいました。駄菓子屋の店主に見つかり親共々大目玉を食らったそうです。既に対策済みとは思いますが、良い子の皆さんは決して真似しないでください!
このように、我々を何ともノスタルジックな気持ちにさせてくれるビン商品。姿を消していくのは寂しい限りですが、これも時代の流れでしょうか。せめて次の世代に語り継いでいきたいものです。
関連記事
傷だらけの天使のオープニングはやっぱり最高!「アニキ~」と「アキラ!」の名コンビを語ろう! - Middle Edge(ミドルエッジ)
こんな店員絶対に嫌だ!嘉門達夫の「ハンバーガーショップ」シリーズ - Middle Edge(ミドルエッジ)
【牛乳キャップ】みんなで集めてメンコとかしましたよね、懐かしの牛乳キャップ。 - Middle Edge(ミドルエッジ)