独特な持ち味のベテラン俳優・北村総一朗さん
北村総一朗さんの経歴
高校進学を機に、北村総一朗さんはすでに家を出ていた母親と暮らすために父親の元を離れました。母子家庭のような環境だったため、生活は苦しかったようですが、高校進学後も演劇部に入り、演劇コンクールでは入賞した経験があるそうです。
演劇にのめり込んでいった北村総一朗さんは俳優を志すように。高校卒業後は大学に進学するも、演劇研究会に所属しながら、アルバイトをして学費を捻出していました。
若い頃は颯爽といた青年の役も演じていましたが、主演・主役というような大きな仕事には恵まれず、脇役として地道な仕事を続けて下積み時代を過ごしました。当時は演劇だけで生計を立てられず、洋画や海外ドラマの吹き替えというような仕事も積極的にこなしていたそうです。
副署長役だった斎藤暁さん、課長役だった小野武彦さんとの三人で結成された『スリーアミーゴース』で、当時はバラエティー番組やイベントといった仕事に引っ張りダコ状態になりました。
2013年には前立腺ポリープ内視鏡手術で、早期の悪性腫瘍と判断され、前立腺全摘出手術を受けました。療養期間を経て、2014年には回復して仕事に復帰されています。
2019年には突発性難聴を患ったことも、ご自身のブログで告白されました。治療のために大量のステロイドを点滴するも、その影響で血圧が急上昇してしまったのだとか。その後は症状も改善していったそうなので、ひと安心ですね。
北村総一朗さんにまつわるエピソード
40歳近くまで風呂なしアパート暮らし
俳優として活動するも、なかなか芽が出なかったことは経歴でもご紹介しました。
下積み時代、極貧生活を送っていたという俳優は多いようですが、北村総一朗さんもそんな中の一人です。
本当に『踊る大捜査線』がヒットして良かったですよね。
愛妻・磯辺万沙子さん
52歳という年齢にも驚きですし、奥さんが22歳も年下という事実も凄いです。
北村総一郎さんが急性肝炎で入院したとき、身の回りで世話を焼いてくれたのが磯辺万沙子さんだったのだそうで、病院のベットの上でプロポーズをしたのだとか。交際3カ月でゴールインし、周囲はお祝いする反面、その年の差婚ぶりを羨む声は多かったそうですよ。
お二人の間に子供はいないようですが、現在でも夫婦の仲睦まじい様子は健在みたい。