事務所の先輩KinKi KidsのW主演で1997年日本テレビ系で放送された『ぼくらの勇気未満都市』。本作にはこれが連続ドラマ初出演となった相葉雅紀さんと松本潤さんも初めてとは思えない存在感で登場しています。また光一さん演じるヤマトの親友キイチ役で人気Jrだった小原裕貴さんも出演していました。2017年にはKinKi Kidsのデビュー20周年を祝う特別企画として、同番組の放送から20年後の現代を描いたスペシャルドラマも制作され、多くのファンを喜ばせました。
ドラマ『魔女の条件』
1999年、滝沢さんと松嶋菜々子さんのW主演で話題となったTBSドラマ『魔女の条件』。本作は平均視聴率は21.5%、最終回の最高視聴率29.5%という高視聴率を叩き出し、社会現象となった90年代を代表する名作の1つです。人気絶頂のタッキーが等身大の高校生の危うさを見事に演じ、その演技力の高さにも注目が集まりました。光と未知の恋の行方に毎回ハラハラ・ドキドキさせられましたよね。また主題歌を務めた宇多田ヒカルさんの「First Love」がより一層物語を切なく盛り上げました。
ドラマ『あぶない放課後』
関西ジャニーズJrだった渋谷すばるさんと二宮和也さんによるW主演作。原作は「のだめカンタービレ」の二ノ宮知子さんによる漫画『天才ファミリー・カンパニー』です。当時テレビ朝日系列に存在した月曜ドラマ・イン枠にて放送されました。まったく性格の異なる異母兄弟の青春と成長を描いた物語。また数々の映画やドラマに主演してきた二宮さんの数少ない恋愛要素アリの作品としても貴重な1作となっています。
映画『マイ・フレンド・フォーエバー』
日本でも大ヒットした映画『マイ・フレンド・フォーエバー』のビデオ版の日本語吹き替えを担当したのが、当時ドラマ『木曜の怪談』に出演し人気に火が付き始めていた滝沢さんと今井翼さんです。2人は主人公の少年、エリックとデクスターの声を担当しました。まだ幼さが残る彼らの声の演技にも注目が集まりましたよね。
映画『新宿少年探偵団』
1998年公開の『新宿少年探偵団』で映画初出演にして初主演を務めた相葉さん、松本さん、横山裕さんの3人。今でこそジャニーズJrが映画で主演を張る機会は増えてきましたが、当時は映画出演はもちろん主演などとても稀な時代。近年のJrに多くのチャンスが与えられているのは黄金期での大成功が良い教科書となっているからなのではないでしょうか。
伝説の東京ドームコンサート!
ジャニーズJr黄金期の伝説と言えば、1999年10月に開催されたJr単独での東京ドームコンサートが思い出されます。これまでにも横浜アリーナや大阪城ホールなどでの単独コンサートは行なわれてきましたが、ドーム規模ではこれが史上初の試みでした。ステージ製作に3億円、衣装代に1億円をかけた大規模演出は圧巻のひと言。またこの公演では同年11月にCDデビューを控えていた嵐の初お披露目が行われ、総勢120人のジャニーズJrと計5万5千人のファンに祝福されながら、彼らは新たなステージへと歩み出して行ったのです。