『NINJA GAIDEN』とは?
子供向けのゲームとしては難易度は高めに設定されていたこともあり、国内ではメジャーな存在になるまでの人気には至っていません。しかし、海外では日本文化を象徴した忍者アクションという内容がヒット。すると、海外版タイトルであるはずの『NINJA GAIDEN』が逆輸入されるかたちで、国内でも、そのタイトルが浸透していくことになります。
今回の記事では、このOVA版『NINJA GAIDEN』にスポットを当て、その魅力や本編動画を紹介していきたいと思います。
OVA版『NINJA GAIDEN』のストーリー
ニューヨークを舞台とし、龍の血を継承する忍者リュウの活躍を描いた物語。
主人公のリュウは表向きには和雑貨を扱うショップを、恋人のアイリーンと二人で営んでいました。しかし、裏では忍者として暗躍しているリュウ。ある日、助けを求める少女の意思を感じます。
そんなとき、アイリーンは非道な人体実験を繰り返していると噂のマッドサイエニストに誘拐されてしまい、リュウは忍び装束に身を包んで救出に向かうのでした。リュウの仲間であるロバートやジェフリーも参戦し、敵のアジトに乗り込むと、そこには邪神を復活させて絶大な力を得ようとする黒幕の姿が…
OVA版『NINJA GAIDEN』の本編動画
他の忍者コンテンツとの比較検証
『科学忍者隊ガッチャマン』
内容&あらすじ
作品タイトルに”忍者”という単語があるため、こちらのコンテンツを比較の対象にしてみたいと思います。どちらもヒーローものに分類される作品とはいえますが、ヒーローといった要素を突っ走る『科学忍者隊ガッチャマン』に対し、忍者らしさを追求して、影で暗躍する主人公を描いた『NINJA GAIDEN』。
”忍者”という単語がタイトルにある両者ですが、やはりテイストは全く違ったものになっていますね。
『バジリスク~甲賀忍法帖~』
内容&あらすじ
「二人手をたずさえて、両家を縛る宿怨の鎖を断ち切ろう」四百年の永きにわたる甲賀と伊賀の宿怨を断ち切り、共に生きることを誓い合う甲賀の弦之介と伊賀の朧。しかし、愛し合う二人は、殺し合う運命にあった……
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忍者ものとして、ある程度のリアリティーがある『バジリスク~甲賀忍法帖~』。分野としては、同じところにカテゴライズされるのかもしれません。しかし、テーマ・テイストといった部分はあまりにも違っているように思えます。
しかし、忍者としての定めといった部分や、恋愛要素といった部分では、なんとか両者に共通点を見出せます。
『NATUTO-ナルト-』
内容&あらすじ
近年の忍者コンテンツとしてピンと来るのは、やはりコチラでしょうか。
同じ忍者ものといった分類にはなりますが、主人公たちは少年・少女が中心で、『NINJA GAIDEN』の登場人物とは年齢層が違います。
時代背景も、現代劇の『NINJA GAIDEN』に対して、江戸・戦国時代をモチーフにしている『NARUTO-なると-』。両者の作風を比較してみると、かなりの温度差があるように思えますよね。
『NINJA GAIDEN』の魅力とは
前項の【他の忍者コンテンツとの比較検証】では、具体的なタイトルを出して比較させていただきました。挙げているのが類似性のない作品ばかりといったご指摘を受けるかもしれませんが、逆に類似性のあるコンテンツがないというのが結論です。
忍者ものと呼ばれるアニメは他にも沢山ありますが、その中で『NINJA GAIDEN』と一致
するような作品は少なく、つまり『NINJA GAIDEN』は希少性の高い作品だと言えます。
現代の世の中で暗躍する忍者を描いたコンテンツはなかなかありません。しかも、舞台がニューヨークというのも独創的ですよね。現代劇でありながら、どこか現実離れした世界観を描いているところが『NINJA GAIDEN』の魅力となっているように思えます。
記事内には本編動画も掲載していますので、この機会に、ぜひご覧になってみてください。