紫苑(シオン)とは
メンバーの今を知る前に、紫苑についておさらいをしましょう。紫苑は、1999年〜2005年まで主に活動していたV系バンド。実際の結成はそれ以前からの模様、初期のボーカル「瞬」とシンセサイザー「Ryo」が脱退。メンバー募集の後、二代目ボーカル「アスタ」が加入することで解散までメンバーチェンジなしで活動。
ちなみにメンバー募集時のキャッチフレーズは「西城秀樹求む」であったことを当時の音楽雑誌BANDJAPANで語っている。
メジャーデビューはBMGファンハウス(現在、BMG JAPAN)よりCDではなくビデオ「愛と感動のビデオ 第1弾 Let's アバンチュール』でのデビューとなった。
デビューのきっかけは、アーティストのライブの際に会場周辺で根気よくバンドのチラシ配りをしていたところBMGファンハウス社員の目に留まったことがきっかけ。このチラシ配りはメジャーデビュー後も続けていたのだそう。
紫苑(しおん)ディスコグラフィー
紫苑はインディーズ時代が長く、初期はカセットテープでの販売が主流な時代。今ではなかなか手に入りにくくオークションでも流通がありません。
初期メンバー脱退後をあえて「二期」とするなら二期の紫苑を印象強くしたのは「ロマンチック・ゴーゴー」「ダーリング」と言える。
歌謡テイストで思わず惹きつけられるMV、全身純白タキシードとバラを胸に挿したスタイルは、この曲をタイトルにしたアルバムリリースからトレードマークになったと言います。
強いインパクトを残した「ロマンチック・ゴーゴー」はインディーズ時代にリリースしていますが、メジャーデビュー後、再度アレンジを変えてシングルCD化されて再販。
その後も歌謡曲路線はブレず、インパクトのあるタイトルの曲をCDやビデオシングルでリリースし続けてました。
【紫苑】ダーリング/愛が欲しい
活動後期には沢田研二の「ダーリン」のカバーをリリース。ジャケットには出川哲朗を起用。実際の沢田研二のダーリングのジャケットとは異なり、紫苑のトレードマークを意識した衣装にしたのは、やはりカバー曲であり紫苑を印象強くするためかと思われます。
カバーなので曲の感じも原曲からアレンジがされていて、ロックというかスカロック風なテイスト。ボーカルアスタのキレのある声で、令和の今でも馴染みやすい感じの1曲です。MVはオリジナルとゲストバージョンがあった様子、ゲストバージョンでは出川哲朗が出演しています。
インディーズ(デモテープ)
・伽(初期・紫苑時代)発売日不明
・マリア(C/W「再会、そして約束を」)発売日不明
・鬱の舞姫(C/W P.T.S.D)発売日不明
・Dive to the sea from the moon(C/W Vamp)発売日不明
・世界の果てまで(会場配布限定)2000年11月23日
インディーズ(シングルCD)
・夜桜デモクラシー(C/W マニュアル)2001年12月1日発売
・雨と無知(C/W アングラの中のポップカルチャー)2002年1月12日発売
・夢で逢えたら(C/W 風の花)2002年10月19日発売
・ダーリン 2003年1月27日発売 ※「朱版」とアレンジ違
・ジーザス!? 2003年2月24日発売
・フィーバー!! 2003年3月30日発売
インディーズ(アルバム)
【次世代的歌謡楽園紫苑 蒼版】2000年12月5日発売
1.最後の情景
2.鎖
3.嘘の引鉄
【次世代的歌謡楽園紫苑 朱版】2000年12月5日発売
1.アイノカタチ
2.マニュアル~Brandnew myself
3.ダーリン
【ロマンチック・ゴーゴー】2002年5月13日発売
1.ロマンチック・ゴーゴー
2.雨と無知
3.鬱の舞姫 ※カセットとアレンジ違
4.夜桜デモクラシー
5.二人の行方
6.アングラの中のポップカルチャー
7.マニュアル ※「朱版」とアレンジ違
8.ありがとう
【フィーバー!!フィーバー!!】2003年6月7日発売
1.紫苑のテーマ#1
2.フィーバー!!
3.もう少し...あと少し...
4.ダーリン
5.風の花
6.別れ際のキッス
7.夢で逢えたら
8.ジーザス!?
9.セレナーデ
10.世界の果てまで ※カセット版とアレンジ違
11.紫苑のテーマ#2
メジャー(ビデオシングル)
・愛と感動のビデオ 第1弾 Let's アバンチュール 2003年7月23日発売
・愛と感動のビデオ 第2弾 ギラギラ 2003年8月20日発売
メジャー(シングルCD)
【ロマンチック・ゴー・ゴー】2003年10月22日発売
1.ロマンチック・ゴー・ゴー ※インディーズ音源とアレンジ違
2.愛の弾丸
3.会いたいよ
【愛しのマイレディー】2004年3月10日発売
1.愛しのマイレディー
2.ライクァポルノ
3.I LOVE YOU いつまでも
【ダーリング】2004年7月14日発売
1.ダーリング ※沢田研二のカバー
2.愛が欲しい ※OVA「僕は妹に恋をする」ED
3.真夏の太陽~君に届けたい~
【止まった時計(企画CD)】2004年12月クリスマス企画
1.止まった時計
紫苑(しおん)メンバーの今は?
紫苑のおさらいはできたでしょうか。当時ファンだった方なら「そうだったよね」「こんな曲歌ってたなぁ」と懐かしく思うと、今現在のメンバーの活動が気になりませんか?ここからは、今の紫苑メンバーの今に迫ってみます。
アスタ(ボーカル)
アスタは現在、東京・埼玉を拠点として活動しているLUNA SEAのコピーバンド「Lalunamare(ラルーナマーレ)」というバンドで活動している様ですが、新型コロナの影響で活動自粛中。
とはいえ、現状も音楽活動はされています。ご結婚もされていてお子さんもいる様子がTwitterからわかります。
紫苑解散後2005年から3年ほど活動休止ののち、「アッスー」と改名し音楽活動を再開。シンガーソングライターの松原隆二と共に「full for words」「Diora5」で活動。
更にドラムのゲンとのユニット「アスゲン」でも活動していた様ですがギターやベースがサポートだったので2015年以降動きはありません。また、直近で活動していたゲンとのユニット「永遠Lovers☆」についても2020年4月より無期限休止しています。
ブログよりも、Twitter「@asukichig」で動いている様なので気になる方はフォローしてみてはいかがでしょうか。
アスタの優雅なる日々
カモ(ギター)
カモは、現在作曲やアレンジャーで活動している他、ホームとして「HIDEKING Project(HKp)」というバンドで「ノブ」でギターで活動中。
すでに終了してしまっていますが、ラジオ日本小田原放送局「ラジカルランド」でパーソナリティを勤めていた時期も。
HKp以前2007年から活動していた歌謡ロックバンド「マグヴェリー」は、メンバーの脱退などを機に2013年5月26日を持って活動休止となりました。それでも今を尚、精力的に音楽の世界で活躍し続けています。
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ヨースケ(ベース)
ベースのヨースケは、紫苑解散後は「YMUT Kingdom(現在 YMUT)」から、アスタとゲンのいた「Diora5」に途中加入、解散後の活動を探りましたが一切音楽活動の情報はありませんでしたが、元メンバーとは繋がっている様です。
ドラムのゲンのTwitterからご結婚もされててお子さんもいて、恐らく普通に会社勤めされているのではないかと思います。
ゲン(ドラム)
ゲン(現在表記:玄)は、会社員をしつつドラムで音楽活動しています。紫苑脱退後に「シンディケイト(GENJI)」「Metal Mickey」「シリング@倶楽部(ゲンジ)」「アスゲン(ゲン)」など他多数で活動していました。
2020年直近で知り得た情報としてアスタとのユニット「永遠Lovers☆」は先にもお伝えした通り、2020年4月に無期限休止としています。その理由としてアスタとゲンの活動頻度等の相違としています。
ゲンも主にTwitterで今の状況をつぶやいているので、気になる方は「@GENchaa_n」でフォロー、チェックしてみてください。
紫苑(しおん)まとめ
紫苑解散後は、此処でメンバーと繋がりを持ちつつインディーズシーンで活動していることがわかります。むしろ、メジャーシーンよりも場数を踏んだインディーズの方が紫苑らしく、解散後も様々なバンドを各メンバーが渡り歩いているのは、人と人との繋がりを大切してきた証なのかなとも思いました。既に解散しているバンドではありますが、改めて彼らの音源を聞いたり今の活動を応援するのもまた良いのではないでしょうか。