「らんま1/2」のアニメと漫画はどう違う?アニメの結末についても!

「らんま1/2」のアニメと漫画はどう違う?アニメの結末についても!

週刊少年サンデーで連載されていた高橋留美子さんの人気漫画「らんま1/2」。アニメ化もされていますが、アニメと漫画では違う点もちらほら。今回は漫画とアニメの違いについて見ていきます。


「らんま1/2」の連載時期とアニメ放送時期

「らんま1/2」が連載されていたのは週刊少年サンデー1989年36号から1996年12号までです。7年近く連載されていたんですね。ちなみに単行本は全38巻です。

一方、アニメは「らんま1/2」として1989年4月から9月まで放送していました。いったんは半年で終了したのですが「らんま1/2 熱闘編」として1989年10月から1992年9月まで放送していました。今度は4年間放送したんですね。とはいえ、原作はまだ連載していたので、アニメのラストは原作とは違います。

【らんま1/2 熱闘編】放送時間変更で作画崩壊!?でもキャラデザや楽曲は最高だった思い出! - Middle Edge(ミドルエッジ)

原作とアニメの相違点

アニメと漫画で大きな違いがあるわけではないのですが、ちょっと違う部分もあります。

女らんまの存在が違う!

一番大きな違いだなと感じるのは、女らんまの存在です。原作では割と序盤に久能先輩以外の風鈴館高校の生徒は乱馬と女らんまが同一人物だと知っています。ですが、アニメではかなり後半になってからみんなが正体に気が付くんです。

この設定が違うので乱馬とクラスメイトの関係も微妙に違うんですよね。アニメではクラスメイトのセリフがカットされているところも多いです。正体を知っているか知らないかというのは大きな違いだと思うのですがなぜこの設定にしたのか謎ですね。最終回近くで正体がばれるという展開にしたかったのでしょうか。

ちなみに、女らんまを「らんま」男乱馬を「乱馬」と表記するのもアニメからです。原作では「女乱馬」と表現されていました。

子どもに配慮した違いも

原作では、着替えや入浴などのお色気シーンが結構多いのですが、アニメではカットされているところが多いです。これは、アニメの方が対象年齢が低いので仕方ないですね。

女らんまのお色気シーンはそのまま残っていることも多いですが、他のキャラのはカットですね。女らんまは本当は男だから裸が見えてもよかったのでしょうか。これはちょっと謎です。


また、漫画では序盤に登場する「五寸釘光」ですが、アニメではかなり後半に登場します。暗いイメージで子どもにいい影響がないと思われたのでしょうかね。

季節が変わっていることも

他のアニメでもあることですが、放送時期に合わせて季節が変更になっていることがあります。ちょっとストーリー展開が強引になっていることもありますね。

アニメオリジナルストーリーも多い!

「らんま1/2」のアニメは、アニメオリジナルストーリーも多いです。漫画の連載開始2年後にアニメがスタートしていますが、やはりすぐに追いついてしまいますよね。特に、熱闘編になってからはオリジナルストーリーが多いです。

ちなみに私はアニメから入って単行本を買い集め、アニメは途中で見なくなりました。ですが再放送で一気に見たら結構知らないオリジナルストーリーがたくさんあって楽しめましたよ。

原作では1度しか出てこないキャラが何度も乱馬に復讐に来たり、こんな展開があったのか!と新鮮でした。

アニメオリジナルのキャラクターも!

アニメオリジナルストーリーが多いので、オリジナルのキャラクターも多いのですが、アニメオリジナルなのにレギュラー出演しているキャラクターもいるんです。

それは、久能家のお庭番である猿隠佐助(さるがくれ さすけ)。結構出てくるのでアニメしか見ていない人は「え?原作にいないの?」と驚かれるかもしれません。

アニメでは五寸釘光の登場が原作よりも遅かったという話をしました。この佐助は五寸釘の代わりに久能兄妹に振り回される役どころです。

アニメオリジナルではありますが、キャラクターデザインは高橋留美子さんなんですよ!逆に原作しか読んでいないという方はぜひアニメ版でチェックしてみてください。

アニメのラストはどうなっているの?

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