ヤンキーの足元を紹介するにあたり…
ヤンキーの靴を紹介しますが、次のことをご了承願います。
・当時の画像が乏しいこと
・育った時代と地域の違い
・個人的な感想
「今日から俺は」などで、昭和のヤンキーの注目度が上がっています。
実際に昭和のヤンキーを見て、友達に持ち育った私ですが、
如何せん田舎育ちです。
周りのヤンキーはチャリで移動していましたしね。
きっと各地域で、様々なヤンキーが活動していたのは間違いありません。
ネット上でも、色々な記事がありますので、ご参考までに読んでください。
ムーンスターのブラバス
ドラマ「今日から俺は」で、久しぶりにヤンキー靴に注目をいただいていますね。
この、ブラバスは、当時も人気。
ヤンキー男子の必須アイテムだったようです。
とにかくぺったんこなイメージですよね。
さらに、踵を踏んで、スリッパのように履くとヤンキー歴の長さを感じます。
「今日から俺は」の三橋くんは黒でしたが、私の周りは白も人気でしたよ。
ヤンキー女子は、彼と同じものを履くっていうこともありましたね。

ドリフシューズ? デッキシューズ?
ネットで調べていると「ドリフシューズ」と呼ばれていたようですね。
私は田舎ですので「デッキシューズ」と呼んでました。
このシューズは、真面目な学生も通学用として履いていましたが、
ヤンキーは違います!
踵を踏むのです。
だから、真面目な学生が慌てて履いた時、誤って踵を踏もうものなら、
先生や家庭で「不良になったのか!」と勘違いされてしまいました。
現在は、カジュアルのおしゃれアイテム化してますね。

チョン靴
当時「チョン靴」と言っていましたが、「チョン」と差別用語とされていますので、
今回の記事のみ使用させていただきます。
私は、「尖った靴」と認識していたのですが…。
画像は、かなり作業靴モードですが、
使い古すと、ぺったんこ、くったくた。
そして、やっぱり踵を踏むことで、足元が軽やかになります。
何かやらかすか、ケンカから逃げるかするときは、
軽量シューズですので、走る速度も上がります。

次の画像は、現在のヤンキー用に販売されているもので、
タグなんかが、ヤンキーさを醸し出しています。
当時より素材がしっかりしているように見えますね。
もともと鳶職の方が、履いていた靴ですので、
履きやすく、足の裏の感覚が掴みやすいように出来ているのですが、
こちらは、どちらかというとデザイン性と耐久性に富んでいます。

エナメル靴
私はビーバップハイスクール世代ですので、
このエナメル靴が一番カッコイイと思ってしまいます。
真面目な同級生よりも大人感を醸し出すには、これです。
大人の男性のアイテム、エナメル靴をピッカピカに磨いて
カツカツ言わせて歩く優越感。
これで蹴れらでもしたら、かなりのダメージです。
先に紹介した3アイテムに比べると、ケンカするにはこれでしょう。
エナメル靴を履くヤンキーは、ケンカが強い人が多かったのかもしれません。
逃げるには走りにくいですもんね。
でも、足元の最強の武器になること間違いなし。
ビーバップハイスクールのトオル君もヒロシ君もケンカは強かったですから。

夏のアイテム サンダル
サンダルは夏のアイテムですが、オールシーズン履いているヤンキーもいましたね。
次の画像のタイプを履くヤンキーは、ヤンキーの中でも大人っぽい方が多かったように
思い出されます。
もしくは、レディースサンダル(当時はつっかけ)を引っかけて歩くヤンキーもいました。
私は、レディースをつかっけているヤンキーが好みでしたね。
男性が、華奢なサンダルを履けるのは、それだけスタイルがいいんですよ。

次の画像のサンダルも、よく履いているヤンキーがいましたが、
私は初めて、このサンダルを履いている男性を目撃したのは、タクシーの運転手さんでした。
だから、どうしてもオジさんサンダルを、なぜヤンキーが履いてるのか不思議でならなかったです。

そして、網サン(網サンダル)。
ネットで、ヤンキーサンダルって検索するとトップに躍り出るんですよね。
残念ながら、私は当時、この網サンダルを履いているヤンキーを見ていません。
田舎だったから?
それとも学年が数年違ってる?
これは、カッコいい。
そう、素直に思いましたので、紹介しておきます。

ヤンキー女子は、実はおしゃれ?
当時、女子学生はローファーってところでしたが、
ヤンキー女子は、同学年より一つ、いや二つ上をいっている感じでしたね。
征服の上着は、裾を細く、丈は胃が見えちゃうほど(おへそではない)短くする。
ウエストは、キッチキチに、出来るだけ細く見えるように詰め。
スカート丈はくるぶしが見えるくらいに留める。
これって、しっかり男性の目を惹くデザインではないでしょうか?
そして、抜かりがないのが、足元です。
ヤンキー男子と同じものを履く、ヤンキー女子もいましたが、
同じ女性から見ても、「大人だなぁ~」と思ったのが、
ピンヒールのミュール(現在の表現)。
当時は、「つっかけ」とか言われてましたが、長いスカートからチラッと見える
くるぶしと華奢な「つっかけ」は、かっこよかったです。
が、しかし、ひとたび怒りを露わにしてしまうと、凶器と化す「つっかけ」。
あのヒールで踏まれることは、想像を絶する痛みです。

オープントゥから見える、赤いネイルの爪が、大人っぽさを表現していましたね。
これくらいのヒールだと歩きやすく、またケンカになっても、
ブレずに力を入れやすいですね。
次の画像のミュールは、当時を思い出すと少しヒールが高すぎますが、
私が見てきたヤンキー女子の足元に近いものだったので、ご了承ください。
しかし、これもまた、とにかく足が華奢に美しく見えるのですね。
でも、ヤンキー女子は、あえて堂々と見せないところが素敵です。
「チラリズム」です。
ちらっと、長いスカートから見える華奢な足首には、男子も女子もドキッとしたのでは?
このくらいのヒールの細さは、そうとう凶器です。
