【はじめの一歩】熱かった数々の試合を振り返る!伊達英二VSリカルド・マルチネス

【はじめの一歩】熱かった数々の試合を振り返る!伊達英二VSリカルド・マルチネス

1990年代に連載されて、今もなお連載が続いている漫画『はじめの一歩』。これまで数々の激戦を振り返ってきましたが、今回は伊達英二とリカルド・マルチネスの世界タイトルマッチについて記事にしていきたいと思います。読んでいるだけで体温が上がってしまいそうになる試合内容で、絶対に見逃せない注目の戦いです。


『はじめの一歩』とは?

はじめの一歩

伊達英二VSリカルド・マルチネス

因縁の対決

伊達英二のボクサー人生

伊達はボクサーとしては年齢が高く、本編ではベテランといえる存在です。一歩との試合においても、その持ち味は大いに発揮されました。無類の強さを誇るように見えますが、過去に世界タイトルに挑戦した経験があり、その試合内容は2ラウンドKO負けと圧倒的な力の差を見せつけられていたのでした。そして、そのときに伊達を負かした相手こそ、今回の世界タイトルマッチで挑戦するリカルド・マルチネスなのです。

引退してからのカムバック

世界タイトルマッチで敗退した伊達は、一度はボクサーを引退して、サラリーマンになるという選択をします。仕事は順風満帆でしたが、その生活に心から満足することはありませんでした。そんな日々を過ごしていると、やはりボクシングに未練があって、再び世界タイトルに挑戦したいという自分の内なる気持ちに気づくのです。
伊達は自分の本当の気持ちを偽るのを止め、ボクサーとしての現役時代にトレーナーとしてお世話になっていた仲代会長がいるボクシングジムの門を叩くのでした。

伊達英二が身につけたテクニック

一歩との試合で見せた伊達のテクニックは、いずれ挑戦する世界タイトルマッチを見越して身につけたものです。ここではボクサーとして、伊達を代表する2つの高等テクニックを紹介しておきます。
ひとつ目は首いなしと呼ばれるもので、パンチが当たる瞬間に、意図的に首から上をクルリといなしてダメージを逃がすテクニックになります。
ふたつ目はハートブレイクショット。伊達はコークスクリューブローを得意としますが、さらにタイミング良く心臓をコークスクリューブローで打ち抜くことによって、瞬間的に相手の動きを止めてしまうという必殺ブローとなります。ハートブレイクショットを受けた相手は時間が止まったかのように、ガードもできず、無防備で返しのパンチをもらってしまいます。

圧倒的な強さを誇るリカルド・マルチネス

伊達の引退後、復帰して再び挑戦してくるまでの10年以上もの間に渡ってタイトルを保持し続けている世界チャンピオンで、キングオブキングスに挙げられる存在といえます。
人物像としては落ち着いたイメージがあって、紳士的で、立派な世界チャンピオンという印象が強いです。『はじめの一歩』には個性的なボクサーが多く登場しますが、リカルド・マルチネスは人間としても成熟していて模範的なキャラクターといえるでしょう。

伊達VSリカルドの試合展開

いよいよ世界チャンピオンのリカルド・マルチネスが来日して、世界タイトルマッチの開催日が迫ってきました。リカルドのスパーリングの調整相手に指名された主人公・一歩、挑戦者の伊達は一歩のライバルである宮田をスパーリングの調整相手に指名しました。
しかし、圧倒的な強さを誇るリカルドや伊達に、タイトルホルダーの一歩と宮田のどちらも一発のパンチも当てられずに終わって世界のレベルとその壁の厚さを改めて実感します。
そして、いよいよタイトルマッチ当日を迎え、伊達は圧倒的な強さを誇る世界チャンピオン・リカルドとの再戦が幕を開けるのでした。

運命のゴングが鳴る

次はリカルドが反撃してきますが、伊達は首いなしのテクニックをつかって簡単にかわしてみせます。そのままジャブの応酬になりますが、左の差し合いは伊達・リカルドで拮抗した展開となります。お互いに右の大砲を出そうとした瞬間に第1ラウンドの終了を告げるゴングが鳴り、続きは第2ラウンドに持ち越されるのでした。
前回の試合でKO負けを喫した第2ラウンドが始まり、不吉な予感を感じた伊達は警戒を高めます。リカルドはとうとう右ストレートを出し、伊達はかわしたことで空を切りますが、その威力は標的の後方をも打ち抜くほどのもので驚きを隠せません。

コーナーに追い込まれてしまった伊達は、接近戦でのパンチの応酬となり、リカルドとの高度な駆け引きを求められます。伊達の首いなしに対応して、リカルドはボディー狙いに切り替えてきました。そして、強烈なボディーブローは伊達の腹部に深々と突き刺さり、倒れてしまいそうになりますが、なんとか踏ん張って持ち堪えます。
ここで驚いた表情を見せたのはリカルドで、これまで数々の挑戦者たちの腹筋を貫いてきたボディーブローに耐えた伊達の姿を驚異的に感じました。そして、伊達が世界チャンピオンである自分よりも、さらに強いパンチ力をもつボクサーと戦った経験があると察したのです。
こうして伊達は第2ラウンドを乗り切り、前回は第2ラウンドでKO負けした事実を踏まえ、確実にリカルドとの力の差が小さくなったことを実感したのでした。

本来の姿をみせるリカルド

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