4位の「夢の旅人」もそうですが、「ボヘミアン・ラプソディ」もまた日本からは絶対に生まれることのない、とてもヨーロッパ的な曲ですよね。
2位 DO THEY KNOW IT'S CHRISTMAS?
名曲と呼ばれる歌は数多くありますが、歌そのものが感動の塊というのはそうはありません。エチオピアで起こった飢餓の為のチャリティー・プロジェクト「バンド・エイド」。そこから生まれた「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」がそれです。
作ったのは、このプロジェクトの発起人でもあるブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフとウルトラヴォックスのミッジ・ユーロ。
チャリティー・ソングという言葉では済まされない、音楽の持つ力、そして感動がここにはあります。
ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス
この曲はビデオを観るべきです。曲の素晴らしさは勿論ですが、ビデオが最高なんですよ。特別な演出があるわけではありません。ただ当時のイギリスとアイルランドを代表するロック・ポップス界のスーパースター達が同じ目的のために一堂に会して演奏している。ただそれだけです。それだけではありますが、これが感動的なのですよ。当時は信じられない出来事でしたよ。
音楽でこんなことが出来るのかと思いましたもんね。涙が出ました。奇跡という思いに近い感情でした。この思いが世界中を駆け巡り「ウィ・アー・ザ・ワールド(We Are The World)」につながっていくことになります。
名曲と言う以上に、音楽で世界を救うことが出来る。世界を変えることが出来る。ということを教えてくれた偉大な曲ですよ、これは。
1位 CANDLE IN THE WIND
さて栄光の1位は、エルトン・ジョンの「キャンドル・イン・ザ・ウインド」と「サムシング・アバウト・ザ・ウェイ・ユールック・トゥナイト」です。
両A面という扱いでしたが、まぁ、これだけ売れたのはダイアナ元英皇太子妃への追悼曲「キャンドル・イン・ザ・ウインド」の人気でしょう。イギリスでは初日だけで65万8000枚の売り上げ。日本では初回出荷30万枚、アメリカに至っては初回出荷800万枚と言いますから凄まじいです。
キャンドル・イン・ザ・ウインド
いくらダイアナ元英皇太子妃の追悼曲であったとはいえ、曲が良くないことにはこれだけ売れることはありません。が、それにしても、ダイアナ元英皇太子妃の悲報には世界中が悲しみに暮れました。愛されていましたからねぇ。
この曲、実は1974年に一度リリースされているんです。その際の邦題は「風の中の火のように(孤独な歌手、ノーマ・ジーン)」でした。ノーマ・ジーンとはマリリン・モンローの本名。そう、元々はモンローへ捧げた曲だったんです。1973年にリリースされたアルバム「黄昏のレンガ路(これ名盤です)」にも収録されています。この頃のエルトン・ジョンは絶頂期ですからねぇ。天才の絶頂期。そりゃぁ、素晴らしい曲が出来て当然てなもんでしょう。
それにしても音楽大国イギリス、流石としか言いのない名曲ばかりですね。この上位10曲はバリエーションがありますし懐が深い!
いや、ホント素晴らしい。これからも聴き継がれていくことでしょう。