剣の達人ソードマスターとは

剣の達人ソードマスターとは、株式会社アテナから1990年に発売されたファミリーコンピューター用のゲームソフトです。
ゲームジャンルはアクションRPGで、プレイ人数はRPGなのでもちろん一人です。
定価は5900円で、当時としては平均的な金額でした。
剣の達人ソードマスターのストーリーは
主人公が住む国はオルドリアンという名前です。
オルドリアンは平和で緑豊かでいつまでもいつまでも平和な日々が続いていましたが、魔の元凶である神官ワイズマンが現れました。
神官ワイズマンとは太古の邪法を使い、暗黒の鏡から悪魔を召喚できる技術を持ち、これまで平和だったオルドリアンの国王並びに姫をとらえ、さらに、我が国王と名乗り、国王に刃向かう者はすべて命を落とし、虐殺の国に変えてしまいました。
その頃、旅を続けていた騎士ランスロットは、旅先で神官ワイズマンの悪行を知り、平和な国を取り戻すべく行動を起こしました。
剣の達人ソードマスターのゲーム内容

ゲームの画面は、普通に横スクロール画面でした。
ステージ数は7面で構成され、残機制はありませんが、コンティニューが5回までできました。
攻撃方法は、剣で上段切り・中段切り・下段切り、防御方法は縦による上段防御・下段防御を駆使しながらゲームを進めていきます。
この頃のゲームでは攻撃方法は単純で、ソードマスターのように攻撃方法が3種に渡るのは珍しく、さらに防御に関しても防御という概念があることも珍しい上に、防御方法も2種あることも非常に珍しい事でした。
また、対する敵に関しては「すべての敵にAI搭載」と表記するだけに攻撃方法は剣・魔法・ブレスなど多岐に渡る攻撃方法を持ち合わせ、防御方法もあることからこの頃から考えるとAI搭載をうたい文句にすることは妥当だと思われます。
普通の横スクロール画面も、普通に進行するアクション面と、ボス面と別れます。
アクション画面から始まり、登場する敵を倒しトラップを交わしながらゲームを進めていきます。
敵に触れたり、トラップに引っかかったりしながらゲームを進めていきますが、ゲーム進行中の「穴」の存在に気を付けなければなりません。
この穴に落ちると、即ゲームオーバーです。
敵よりトラップより穴に気を付けなければならないという演出も、よく考えられたゲームでした。
剣の達人ソードマスターの評価はとても高い
ソードマスターが販売されていた当時の人気は低く、知名度も低いゲームでした。
しかし、今一度、検証するとソードマスターは良くできたゲームです。
まず、ゲーム中の演出や登場人物並びに製作者側の説明などのメッセージもありません。
画面のグラフィックも暗いのですが、ただ暗いというだけでなく重厚感があります。
重厚感の演出を手伝っているのが、ゲームのBGMです。
このような演出の高さが、ゲームの演出を高め、退屈せずRPGを楽しむことができます。
剣の達人ソードマスターのステージ面を進み、死ぬほど楽になる理由
1面から7面まで存在する剣の達人ソードマスターのステージの特徴を見ていきます。
ソードマスター1面は操作の確認
1面は、操作方法の確認が重要目的になります。
攻撃ボタンやジャンプボタンを確認し、例えば、十字キーの上ボタンと攻撃ボタンを押せば上段への攻撃となります。
後、防御方法も確認し、理解を深めることが1面の最大の目的です。
ソードマスター2面はジャンプの確認
ここまで、攻撃方法と防御方法を確認したにも関わらず、アクション面ではジャンプの精度を求められる内容となっています。
上記でも述べたように穴に落ちたら死んでしまうので気を付けましょう。
ソードマスター3面で死にますが・・
ここからが、ゲームの本番かもしれません。
敵の数も圧倒的に増え、このステージで死んでしまう人も多くありません。
しかし、これまでのゲームは、死んでしまうと一からスタートすることは変わりませんが、ソードマスターは一から始まりますがプレイヤーのレベルは下がらない所が特徴です。
レベルが下がらないので1面からスタートしても3面でさらにレベルが上がってますので簡単に3面をクリアすることができます。
安心して前に進みましょう。
死ねば死ぬほど楽になるステージクリアー
このソードマスターは死ねば死ぬほどレベルが上がり、ステージクリアが安易になります。
なぜ死ねば死ぬほどレベルが上がるかというと、これまでそして販売されているゲームのほとんどが死ねばステージは1面に変わり、一からスタートします。
しかし、ソードマスターはステージは1面から始まりますがレベルは引き継がれさらに、コンティニューが切れてもレベルは引き継がれるのでコンティニューに関係なくどんどん強くなります。
結果、このゲームは死んでもレベルが上がり敵を倒すのも先に進むのも簡単になっていくので、いつの日か必ずクリアができます。
本来の実力を試すならば、一度も死なずにクリアすることが本来の実力と言えます。
まとめ
いかがでしたか?
株式会社アテナから発売された「剣の達人ソードマスター」を評価してみました。
この当時、ゲーム自体の知名度は低かったのですがプレイヤーからは軒並み高評価が多く、ネットでは「一度はプレイすべき!」との声も多いゲームです。
懐かしい名作ゲームを探しているあなた!剣の達人ソードマスターは名作ですよ。