TOP2 スリル
「スリル」は1995年10月にリリースされた布袋寅泰さんの10枚目のシングルでした。
TBSテレビ系「COUNT DOWN TV」のオープニング・テーマになりました。
2枚目のシングル「BEAT EMOTION」以来2枚目となるオリコン1位を獲得したこの曲はライブではセットリストに組み込まれることも多い代表曲です。
「スリルとスピードとスピリット。僕の音楽のキーワードを象徴する曲です。ポップな中に実験を織り込んでいる」と布袋寅泰さんが語っている通り、終始疾走感があるこの曲は文句無しのTOP2でした。
エガちゃんが多用しているのでサビのところがどうしても強烈に印象に残っていますが、この曲はAメロとBメロの緩急の使い分けが本当の良さだと思うんですよ。かなり出来の良い挑戦的な曲だと思います。
布袋ファンならずとも一度は耳にしたことのある曲だと思いますが、是非一度最初から最後まで聴いてみてください。ほんとに良い曲だと思います。
TOP1 Poison
「POISON」は1995年1月にリリースされた布袋寅泰さんの9枚目のシングルです。
タイアップは宝石を取り扱う三貴の『ブティックJOY』のCFソングでした。
布袋寅泰さんの携わった曲全てでいうと、今井美樹さんに楽曲提供した「PRIDE」が最大のヒットではあるものの、ご自身で歌唱したソロの楽曲ではこの「Poison」が最も売れたシングルとなりました。
布袋さん自身もターニングポイントとなった楽曲として認識しているそうで、このシングルを境に「チャートに挑んだ時期」に突入していくことになります。
PVの担当は中野裕之さんであり、この作品以降布袋さんのPVを数多く手掛けることになります。また布袋さんも後年中野さんが監督を務めた映画『SF サムライ・フィクション』への出演及び音楽監督を手掛けています。
初めて収録されたアルバムは『GUITARHYTHM FOREVER Vol.1』というベストアルバムだったのですが、このベストアルバムは素晴らしかったですよね!まさにBEST of BESTと呼ぶに相応しい収録曲でした。なんといってもファーストアルバムの「GLORIOUS DAYS」まで収録されていましたからね。よく判ってらっしゃる!と思いました。絶対聴いて欲しい1枚です。
布袋寅泰のシングル売上TOP10を聴き直してみて
さて、布袋寅泰さんのシングル売上TOP10を聴き直してみていかがだったでしょうか?
BOØWYやCOMPLEXの時代にもあれだけ多くの名作を残しているにもかかわらず、ソロでもこれだけ名曲があるのですから、流石は布袋さんだなぁと思いました。才能が溢れていますよね!
布袋寅泰さんや氷室京介は私達の青春だと思います。
これから私達はどんどん歳を重ねます。良くも悪くも昔のことはおぼろげになっていくと思うんですね。でも、こういった素晴らしい楽曲は、どんな時でもその当時の想いを一瞬で蘇らせてくれる魔法の力を持っています。
私は特に取り柄の無いまま40年以上を生きてきましたが、音楽が好きなことだけはずっとブレずにきました。今回布袋寅泰さんのシングルを振り返ることで再認識できましたが、やはり私は音楽が大好きです。これからもずっと聞き続けていきたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。