機種別ローンチタイトル特集!【セガ編】
セガが発売した機種って結構ありましたよねぇ!
当時最先端を走っていたゲームが多々あり、特徴的だったのはアーケードからの移植が多かったことでしょうか。
ゲームセンターで遊んでいたファンからすると、このセガの機体は重宝したのではないかと思います。
今回はそんなセガから発売された機体のローンチタイトルをまとめてみました!
懐かしい作品も多いと思いますので、是非最後まで読んでみてくださいね(^^)/
メガドライブ

スーパーサンダーブレード
このゲームはもともとアーケードでセガが発売した業務用大型筐体ゲームでした。それを1988年10月29日に『スーパーサンダーブレード』というタイトルで、メガドライブ専用ゲームソフト第1弾として発売しています。
当時セガに在籍していた中裕司さんによる移植であり、アーケード版に比べて内容は完全に別物となっており、3Dモードを中心としたものにアレンジされていました。

スペースハリアーII
もともとは『ハングオン』に続くセガのアーケードゲームシリーズの「体感ゲーム」第2弾であったこのゲームが、ローンチタイトルとして忠実な移植がされました。尚、キャラクター大量出現時のコマ落ちや効果音など(仕様上の)バグが無くなり、より完成度の高いものとなっています。
白いセガサターンの後期版(及び同時期の他社サターン)では正常に動作しない問題があり、後にソフトの方で修正されました。また、アナログスティック同梱版もあり、往年のファンからしたら感激だったのではないでしょうか?

ゲームギア

コラムス
このゲームももともとアーケードで人気を博しており、それを移植しています。
『テトリス』の様な落ち物パズルであり、宝石を用いた高級感のある美しいゲームグラフィックは女性に人気を博しヒットしました。
『テトリス』と共に、このジャンルをゲーム界隈に定着させたと言われる元祖落ちゲーであると言ってもよ良いと思います。
私は『ぷよぷよ』が好きだったのですが、このゲームを見るとだいぶ似ているところがあり、まさに歴史を感じました。

スーパーモナコGP
このゲームは1989年にアーケードでリリースされ、翌年にはセガサターンとゲームギアに移植されました。
F1をモチーフとしたレースゲームであり、題名の通り実在のモナコグランプリが題材になっています。ただし、元のモンテカルロ市街地コースとはほとんど別物のオリジナルコースであり、鈴鹿サーキットの中間部分を省略してつなぎ合わせたようなレイアウトになっていました。
1990年あたりといえば、セナ、プロスト、マンセルが現役で活躍していた時期でしたので、このゲームにものめり込んだ方も多かったのではないでしょうか?

ペンゴ
ゲームが始まる瞬間には、一見『ディグダグ』か?と思ってしまうおもむきがありましたが、ゲームの内容は氷のブロックを押したり壊したりしながら、核となるブロックを揃えることでしたね!
ブロックで敵を押し潰すのは、なかなか楽しかったなぁと思いました。
このゲームもアーケードが元であり、大変楽しめるアクションパズルゲームでした。
今でも根強い人気があるみたいですね(^^)/

セガサターン

バーチャファイター
セガの機体で目玉といえばこのバーチャファイターなるのかなぁと思うのですが、世界初の3D格闘ゲームでしたよね!
それまでの2D格闘ゲームでは、ストⅡの様にボタンがパンチとキックを弱・中・強に振り分けられていましたが、このバーチャファイターではレバーとパンチ、キック、ガードというシンプルなボタンレイアウトを採用したことが特長的でした。これにより打撃・投げ・ガードのシンプルな三すくみの攻防を確立しつつ、駆け引きの奥深さも両立し評価を得ることができたと言われています。
まさに名作と呼ぶに相応しい作品だったと思います。

ワンチャイコネクション
セガサターン専用ソフトとして発売されたこのゲームは、香港を舞台にしたアドベンチャーゲームになっていました。
シブがき隊の布川敏和さんが主人公であり、ヒロインは杉本彩さんでした。
全部で13ストーリーあり、難易度は低めでしたが楽しめたのではないでしょうか?
アニメーションではなく実写であったこともあり、まるで映画を操作しながらストーリーを進めることが出来、当時は熱中した方もいらっしゃると思います。
ローンチタイトルとしてはバーチャファイターの影に隠れてしまう形となりましたが、懐かしいと感じる方もいらっしゃると思います。

MYST
このゲームはアメリカのパソコン用ソフトメーカー「Cyan」が作ったパズルアドベンチャーゲームでした。さまざまな機種向けに移植されており、CGプリレンダリングで製作された静止画や動画による美麗な画面、独特の世界観と難解な謎解きが特徴でした。
操作はマウスカーソルとクリックのみで行うこのゲーム。シンプルですが奥深い仕様になっていたと思います。
操作性もシンプルで、視界の上下左右の端をクリックすれば視点が変わり、入れる場所をクリックするとその場所に移動し、仕掛けのある場所をクリックすると仕掛けが動くといった具合でした。
難易度が高かったと評判で、自力で全ての謎を解くには紙のメモや相当の想像力や機転が求められました。その分ゲーム評価は高く、名作との声を耳にします。日本で作られたゲームとは一味違った内容であり、楽しめたのではないかと思います。

TAMA
3D玉転がしゲームである『TAMA』は、セガサターンだけではなくプレイステーションでもローンチタイトルとして発売されました。
コントローラーによって迷路盤を傾け、主人公である「たま」という玉を転がしてゴールに導くこのゲームは、「パズルゲーム」という地味なジャンルながらも高度な物理演算とテクスチャマッピングが必要なため、いわゆる「次世代機」と呼ばれるセガサターンやプレイステーションによってはじめてプレイが可能になったものでした。
それを考えると、初めて操作した時の感動はひとしおだったと思います。

麻雀悟空 天竺
タイトルでも判る通り、西遊記を題材にした麻雀ゲームであり、物語に登場する妖怪などと対戦しながら進めていくストーリーでした。
麻雀としての内容はなかなかしっかりしており、結構硬派な作りになっていたとか。
その為、根強いファンが多くスマホのアプリにもなって再登場しています。
西遊記由来の内容になっているので、麻雀だけではなく先に進むにあたっても楽しめた作品でした。
ちなみに、このゲームもセガサターンだけではなくプレイステーションでもローンチタイトルでした。

ドリームキャスト

ゴジラ・ジェネレーションズ
往年のゴジラファンなら一度はプレイしてみたいこのゲームは、なんとゴジラを自在に操ることが出来ました。
あのゴジラになって街をぶっ壊したい!(笑) そんな願いが叶う作品でした。
ゲームとしては設けられた制限時間内に各ステージのノルマを達成することが、このゲームの目的でした。
東京・大阪・福岡といった都市でプレイすることが出来、歴史的建造物である大阪城や、東京の代表的建造物の東京タワーも好きな様に壊せました。これってすこぶる快感ですよねぇ!
隠しキャラがあったり予告編のシアターがあったりと、ゴジラファンにとっては嬉しい作品でした。

バーチャファイター3tb
『バーチャファイター3tb』は『バーチャファイター3』のチームバトルが出来る仕様になっていました。tbはteam battleのことですね。
G(ガード)、P(パンチ)、K(キック)の3ボタンに加え、新たにE(エスケープ)ボタンが追加されたシリーズ唯一の4ボタン操作作品でした。さらに「アンジュレーション」(高低差)の概念が追加されており、ステージ全体の傾斜や段差、置いてある物に乗るなどする事で、相手との高低の位置関係が変化し、空中コンボなどに影響を与えることが出来ました。これにより「位置取り」と言う新たな戦略が生まれることになります。
バーチャファイターはシリーズ全体でコンピュータソフトウェアとして歴史的な足跡を残したことが評価され、「1998 コンピュータワールド・スミソニアン・アウォード」を受賞しました。そして、ワシントンD.C.にあるスミソニアン総合博物館の国立アメリカ歴史博物館に各種資料が保管されることになりました。素晴らしいことですよね。

ペンペントライアイスロン
4人同時対戦が可能だったこのゲームは、ゼネラル・エンタテイメントより発売されたドリームキャスト用レースゲームでした。
内容はオーソドックスなレースゲームでしたが、アクセルボタンをタイミング良く押して離す「ストローク」というシステムを導入した事でオリジナリティを確立していました。
他のプレイヤーと衝突した時にクルクルと動けなくなったり、やや操作性にもどかしさがあるなどなかなか上手く出来ないこともありましたが、慣れてくるとそれがまた醍醐味でもありました。
やはり友達と一緒に楽しめるゲームは良いものですね!

July
ノストラダムスの大予言の一部をモチーフにしていると言われたこのゲームですが、実はあまり関係が無いとか。
ファンタジーの様なSFの様なゲームであり、主人公はPCが苦手な大学生と、特殊体質故に某秘密組織にモルモットのように扱われていた青年の二人でした。
コマンド選択型のアドベンチャーゲームであり、複数のエンディングが用意されていました。
プレイを始めたばかりの時は「う~む どうすりゃいいんだ???」と困惑する場面もあったと思いますが、やっていくうちにどんどん楽しくなっていくゲームでした。
ローンチタイトルの一つとしてアドベンチャーゲームは選択肢になりましたよね。

セガの機種別ローンチタイトルを振り返ってみて
セガの機種別ローンチタイトルを振り返ってみていかがだったでしょうか?
アーケードでゲームをプレイしていた方からすると、セガの機種は重宝されていたのではないでしょうか?
小学生の頃の私は兄について行って、今は無き東京吉祥寺のロンロンの地下にあったゲームセンターでアフターバーナーやスペースハリアーをやったのを鮮明に覚えています。なにがなんだか判らないままでしたが、最高にエキサイティングだったのを記憶しています。楽しかったなぁ
そんなゲームがセガの機種ではプレイ出来たのですから、やっぱり嬉しかったですよね!
今回はそんな懐かしいゲームを振り返ってみました。個人的にも楽しかったです(^^)/
最後までお読み頂き、ありがとうございました。