大人気!サンドウィッチマン
2007年のM-1グランプリ、敗者復活からの優勝で一躍ブレイクしたお笑いコンビ「サンドウィッチマン」。近年はそのブレイクからさらに一段飛躍して「好きな芸人ランキング」首位、まさにお笑い界のど真ん中に立っています。
Youtubeでも凄まじい再生回数を誇る二人の漫才やコントはどれも爆笑モノ、筆者もしょっちゅう観ては爆笑させてもらっています。
二人はともに1974年生れ、M-1優勝を遂げた2007年までは長い不遇の時代を過ごしていたことから「中年の星」と呼ばれることもあります。
そんなサンドウィッチマン、コンビ名の語源である「サンドウィッチマン」で、皆さんは何を思い浮かべますか?
「サンドウィッチマン」とは
「サンドウィッチマン=人間広告塔」です。
以前にミドルエッジさんが出展したイベントでも、スタッフの方がサンドウィッチマンをなさっていました。

ミドルエッジのサンドウィッチマン

蘇る昭和!ミドルエッジ
サンドウィッチマンは古くから用いられている広告手法
サンドウィッチマンは19世紀半ば頃から使用されている広告手法です。繁華街などの人通りの多い場所にずっと立っているか、あるいは特定の場所を歩いて回ります。明治末期の日本では広告人夫と呼ばれていましたが、大正時代にはサンドイッチマンという呼称が使用され始めています。太平洋戦争後の1951~52年ごろが全盛期だったそうです。
1953年には「街のサンドイッチマン」という曲が発売されてヒットしています。この曲は戦後の窮乏期に元連合艦隊司令長官高橋三吉大将の子息が、生活苦から1948年より銀座でサンドイッチマンをしていたという実話を基にしているものです。
サンドウィッチマンの法的位置づけとしては、都道府県などが各種屋外広告を独自に条例で規制することを屋外広告物法で認めていますが、その多くは人体に設置した広告について条例の適用除外として道路を含めた公共地での掲示を容認しています。
例:東京都屋外広告物条例
広告手法としてのサンドウィッチマンはこのような感じで、おおよそイメージ通りでしたでしょうか。
では、お笑いコンビサンドウィッチマンのコンビ名もやはりココから?
サンドウィッチマンのコンビ名の由来
サンドウィッチマンは1998年に結成、ツッコミの伊達みきおとボケの富澤たけしのコンビです。二人は仙台商業高校の同級生としてラグビー部で知り合います。

「親不孝」「銭と拳」からのトリオ結成
ということでトリオ時代に数字の3とかけて「サンドウィッチマン」という名前に改名したのが由来。また、体が大きい伊達みきおと富澤たけしの間に痩せ型の浜田ツトムが挟まれるという立ち位置だったことから「サンドウィッチマン」だったようです。
冒頭にやたら説明した広告手法「サンドウィッチマン」は関係ね~じゃね~か、というオチでしたね。「もういいぜ」とツッコんで下さいませ。
進化がとまらない二人のコント、観たくなったら
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