火星人の秘密基地がついに発見!?Google Marsで奇妙な入り口が!!
ミドルエッジ世代が子供の頃に夢中になったオカルトネタ。その中には「火星の謎」に関するネタも多数ありましたよね。このたび、Google Earthの火星版とも言うべき「Google Mars」において、地下の秘密基地への入り口のような構造物が発見されたとマニアの間で話題となっています。
こちらが話題の「入り口」!!
こちらが今話題となっている構造物の写真。スコットC.ウォーリング氏が発見したもので、確かに何かの入り口に見えます。ちなみにこの穴、幅8km・高さ3.5kmと非常に巨大。火星人のみならず、「宇宙戦艦ヤマト」などの出入りも余裕で出来るサイズです!
70年代に話題となった火星の「人面岩」!!
今回マニアの間で話題となっている「入り口」ですが、過去にも火星についてはマニア心をくすぐるネタが多数あり、それに関する書籍も多数出版されてきました。中でも特に著名なのは「人面岩」ではないでしょうか?
こちらが有名な「人面岩」

オカルトマニアであれば、一度は見たことがあるであろうこの写真。これは1976年に火星の「シドニア地域」を撮影したもので、中央部に人面らしき構造物が写し出されています。この構造物は「人面岩」と呼ばれ、当時様々な憶測を呼び「古代火星人の遺跡」といった見解や、地球のピラミッドやスフィンクスとの関連性に言及する研究家もいました。
1996年、再び人面岩が撮影されると…

1996年、NASAはマーズ・グローバル・サーベイヤーのミッションにおいて、再び「人面岩」の撮影を行いました。その時に映し出された写真はこちらになります。70年代に撮影された写真とは比べ物にならないほど鮮明な写真が撮影され、ご覧になればわかる通り、人面ではなく自然物であることが判明しました。
90年代には「生命の痕跡」が話題に!!
90年代に結局否定されてしまった人面岩ですが、一方で「火星で生命の痕跡が発見された」という報道が1996年に大きな話題となりました。
こちらが問題の写真。

当時話題となったのはこの写真。これは「ALH 84001」と呼ばれる、南極大陸で発見された火星の岩石を電子顕微鏡で撮影したもので、写真中央に微生物状の構造が見られます。さらに、生物活動によって生成されるある種の磁鉄鉱も発見され、「生命の証拠が見つかった」とする研究者も現れました。この岩石については、現在に至るまで論争が続いています。

火星の衛星は「人工物」!?
また、50年代から60年代には「火星の衛星は人工物なのではないか?」といった説が真面目に唱えられたことがあります。火星の衛星「フォボス」「ダイモス」は一般的にイメージされる衛星とは異なり凸凹の形状をしており、さらに奇妙な軌道や密度の低さから「金属で出来ているのでは?」「中身は空洞なのでは?」といった説も飛び出しました。

しかしながら、70年代に入るとバイキング探査機による精密な調査が行われ、天然の衛星であることが明らかとなりました。このように、オカルトネタと親和性が非常に高い火星。今後も驚きの新発見が期待できそうです!
火星を更に詳しく知りたくなった方はこちら!
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