放送禁止歌の常連!名古屋を代表するパーソナリティ「つボイノリオ」!!
皆さんは「つボイノリオ」という人物をご存知でしょうか?名古屋を中心に活躍するラジオパーソナリティーで、70年代から80年代にかけて「放送禁止処分」を食らうようなお下品な歌を多数輩出した歌手でもあります。
近年のご尊顔はこちら!
1970年に歌手デビュー!さらにDJとして活躍!
つボイノリオは1949年生まれ。大学在学中、父親が社員を務めていた名古屋鉄道へのコネ入社に異例の失敗、大学卒業後は定職につかず放蕩生活を送っていました。そんな中、大学在学中に出演していたラジオ番組「CBCヤングリクエスト」を通じ、1970年に歌手デビューを果たします。さらに、1972年にはラジオ番組「ミッドナイト東海」のメインDJとなり、名古屋を中心に本格的にDJとして活動を始めました。
放送禁止な超名曲の数々を世に送り出す!!
その後はパーソナリティとして、「土曜天国」「ばつぐんジョッキー」といったCBCラジオの看板番組を数多く担当。現在に至るまで、名古屋のラジオスターとしての地位を確立しています。そんな彼ですが、歌手として「放送禁止」となる楽曲を多数発表していることでも有名です。ここでは、彼の代表曲をいくつかご紹介したいと思います。

本願寺ぶるーす(1970年)
記念すべきデビュー曲「本願寺ぶるーす」。こちらの楽曲ですが「宗教を小馬鹿にしていると解釈されかねない」として、民放連より「要注意歌謡曲」に指定されました。初っ端から飛ばしていたんですね!確かに、歌詞の中に再三「お経」が出てきます。

金太の大冒険(1975年)
1975年に発表した「金太の大冒険」。ロックバンド「四人囃子」の森園勝敏と岡井大二が録音に参加していることでも有名です。「金太 負けるな」「金太 負けが多い」「金太 マカオに着く」といった名台詞のおかげで、発表からわずか20日であえなく放送禁止となってしまいました。

極付け!お万の方(1976年)
1976年に発表した「極付け!お万の方」。こちらも「金太の大冒険」同様の楽曲で、「お万 こけるな」「お万 小鹿にさわる」といった名台詞のおかげか、発表からわずか6日で放送禁止に。金太の大冒険を大きく上回る結果となってしまいました。

名古屋はええよ!やっとかめ(1985年)
1985年に発表した「名古屋はええよ!やっとかめ」。「タイムボカン」などで有名な山本正之が作詞作曲を担当し、東京や大阪を「まああかん」と挑発し、「未来の首都は名古屋」と断言するその歌詞が大いに受けました。現在でも知名度が高く、名古屋のご当地ソング的な扱いを受けています。

上述のような個性的な楽曲の数々を発表しているつボイ。多くのタレントやスポーツ選手らが、つボイの楽曲を好んで歌っていると告白したり、山下達郎がつボイの楽曲を評価するなど、知る人ぞ知る大物アーティストとしての地位を確立しています。皆さんも彼の楽曲を通じて、放送禁止歌及び名古屋の魅力を再確認してみましょう!
つボイノリオの世界を堪能したい方はこちらで!
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