松田聖子 プロフィール
出生名 蒲池 法子(かまち のりこ)
別名 Seiko(作詞家としての名義)
生誕 1962年3月10日(57歳)
出身地 福岡県久留米市荒木町
学歴 堀越高等学校卒業
ジャンル アイドル歌謡曲・ポップ・ミュージック・ジャズ
職業 アイドル・歌手・シンガーソングライター
活動期間 1979年 -
松田聖子オフィシャルサイト
デビューからトップアイドルに
裸足の季節
1970年代を代表するトップアイドル山口百恵さんが引退する年の1980年4月に、「裸足の季節」でレコードデビューしデビュー曲はCMタイアップで火が付き、その伸びのある透明感のある歌声で注目され、その後も続けざまにヒット曲を連発しデビューからポスト山口百恵と呼ばれるまでになりました。
出す曲全てヒット
旅立ちはフリージア
1980年の「風は秋色」から1988年の「旅立ちはフリージア」まで24曲連続でオリコンシングルチャート(週間)1位を獲得。
社会現象&流行語
当時の人気の高さを端的に示す言葉としては「聖子ちゃんカット」と「ぶりっ子」が挙げられます。
聖子ちゃんカットとはその名の通り、デビュー当時からしていた彼女の髪型のことで当時の若い女性の間で大流行し、街中に溢れかえっていました。(実際クラスの女子の髪型がほぼ全員が聖子ちゃんカットでしたから)
「ぶりっ子」とは、当時の人気漫才コンビ春やすこ・けいこさんや山田邦子さんが、聖子さんが意識的に自分を可愛く見せようとしている様子をからかった言葉であり、当時の流行語にまでなりました。
松田聖子殴打事件
そんな人気絶頂だった松田聖子さんを襲った殴打事件とは、1983年3月28日の沖縄市市営体育館でのスプリングコンサートの開催中に起こりました。
スプリングコンサートは沖縄市を皮切りに北上して開催する予定となっていたそうです。
コンサートが始まって約1時間がたった午後7時40分頃、聖子さんが「渚のバルコニー」を歌い始めてサビの部分にさしかかった時に、事件が起きてしまいました。
舞台下手から若い男がステージ上の聖子さんに駆け寄り、男は持っていた30~40cmのスチール製工具で聖子さんに殴りかかったのです。
聖子さんは逃げたが、男は逃げ回る聖子さんを追いかけ回し、スチール工具で殴打しました。
聖子さんの叫び声が会場に響きわたり、警備スタッフやファンが駆け寄り、男を羽交い締めにし取り押さえましたが、会場は騒然となっていました。
その後、聖子さんは失神状態で顔面蒼白ままスタッフに抱えられて会場の外へ運び出され、救急車で病院へ向かいその日はそのまま入院し男は警察官に傷害の現行犯で引き渡されました。
コンサート中 暴漢に襲われた松田聖子|日刊ゲンダイDIGITAL
犯人はファンの19歳の少年
犯人の男は埼玉県に住む聖子さんファンの19歳の少年で、精神的な病気で精神科の病院に入院中だった少年で、少年は26日に外泊許可を得て27日に家族と都内に買い物に出かけたという。しかし、その後所持金3万5,000円を持ったまま行方をくらませてしまう。
少年はその所持金で航空券を購入し、沖縄まで来て、スチール工具を購入し少年は「有名な松田聖子を殴ることで自分も有名になりたかった」と警察で供述したという。