昭和天皇が崩御の時は自粛ムードがありました
今から30年前、昭和天皇が崩御した時には自粛ムードがあったのを覚えています。
その前に一度、昭和天皇崩御時の自粛ムードを振り返ってみたいと思います。
昭和天皇とは
 
  	第二次世界大戦前から日本が復興するまで60年余りに渡って在位し、大日本帝国憲法における大権を保持し「大元帥」とされた天皇と、日本国憲法に定められた象徴天皇の両方を経験された方でした。
まさに激動の昭和を象徴される方であり、苦労や苦悩の多かった人生だったのではないでしょうか。
こんな自粛ムードがありました
テレビコマーシャルの大量自粛
 
  	崩御後のTVCM放送の大量自粛があり、その穴埋めとして共広告機構(現:ACジャパン)のCMが毎回放送されたのを覚えています。
確かに民間のCMは数日間全く流れてなかった記憶があります。
広告演出の自粛
日産・セフィーロのCMで井上陽水さんが「みなさんお元気ですか?」の音声が失礼に当たるとされ、口パク差し替えされています。
上の動画は差し替えられて口パクになっているCMです。
学校でのイベント行事の自粛
 
  	防衛医科大学校や校舎が皇居近くにあった大妻女子大学は、文化祭(学園祭・大学祭)の中止・派手なイベントの自粛したそうです。また、一部の小・中学校などにおける運動会、体育祭の自粛もあったとか。
ビールかけを自粛
 
  	この年、中日ドラゴンズはリーグ優勝を遂げますが、「祝勝会」を「慰労会」に名称変更し、ビールかけを自粛しています。
また、西武ライオンズのリーグ優勝時もビールかけを自粛しました。
ただし、日本シリーズ後には日本一となった西武ライオンズはビールかけを行いました。
 
     
    




