川中美幸について

鳥取県米子市で生まれた川中美幸さんは、幼少期に大阪の吹田市に転居しました。
1973年に「春日はるみ」の芸名でワーナー・パイオニアより「新宿天使」でデビューしましたが、なかなか売れなかったそうです。
そして、1977年に「川中美幸」と改名。テイチク・レコードより「あなたに命がけ」で再デビューを果たし、1980年にミリオンセラーとなる「ふたり酒」を発表しました。
主なエピソードとしては文化放送の深夜放送「走れ!歌謡曲」のパーソナリティーに局アナ以外で初めて抜擢されるなのどの活躍がありました。また、昔あったレーザーディスクの最後の生産は、川中美幸さんの「金沢の雨」だったそうです。
今回はそんな川中美幸さんの最大のヒットシングル「ふたり酒」を聴き直してみたいと思います。
川中美幸 公式ホームページはこちら
川中美幸 / TEICHIKU RECORDS
大ヒット曲「ふたり酒」
「ふたり酒」は1980年3月に発売された川中美幸さんの4枚目のシングルです。
オリコン最高位9位でミリオンセラーとなりました。

この曲は1980年に川中美幸さんがパーソナリティーに大抜擢された文化放送の深夜放送「走れ!歌謡曲」の人気がきっかけで火がついたと言われています。
川中美幸さんはこの曲で1981年・第32回NHK紅白歌合戦、2006年・第57回NHK紅白歌合戦、2009年・第60回NHK紅白歌合戦に出場しており、第57回紅白歌合戦では初めて紅組トリを務めました。
仲の良い連れ合いの幸せそうな情景が目に浮かぶ楽曲で、聴いているこちらまで幸せになれる様な温かい気持ちになれる曲でした。
ミリオンセラーも頷ける名曲ですね(^^)/
「ふたり酒」の歌詞
生きてゆくのがつらい日は お前と酒があればいい
この冒頭の歌詞でグッと引き込まれますよね(^_^)
確かにどんなに辛い時でも、心の許せる連れ合いが居てくれれば、どんな苦労も乗り越えられる様な気がします。
あぁ 私にはそんな連れ合いが欲しいなぁ(笑)
心に笑顔をたやさない 今もお前は綺麗だよ
これって大事なことですよねぇ・・・ 心の笑顔が曇ってしまうと、どうしても伝染するものでして(>_<)
努めて明るくは心の笑顔が大事なんだと思います。特に大切な人と一緒に時間を過ごすには必要な心掛けですよね。
また、「綺麗だよ」とか「ありがとう」などの言葉は口にした方が良いと思います。
思っているだけでは伝わらないこともあると思うんですよね。
「ふたり酒」の作曲に携わった人達
作詞:たかたかし
たかたかしさんは新潟県新発田市出身の作詞家で、本名は高橋広雄さんといいます。
青島幸男さんと知り合ったことが契機となり、放送作家として各種音楽番組を手がけながら作詞活動を続け、美川憲一さんの「ネオン化粧」でデビューしました。
松崎しげるさんの「愛のメモリー」や 西城秀樹さんの「情熱の嵐」などのヒット曲を手掛けています。
作曲:弦哲也

弦哲也さんは千葉県銚子市出身の作曲家で、本名を田村正稔さんといいます。
苗字は好きなギターの弦にちなんで名付けられ、名前はなかなか名案が浮かばずに徹夜してしまったことから、哲也に決めたそうです。
美空ひばりさんや都はるみさんの楽曲も作曲しておられ、なんといっても石川さゆりさんの「天城越え」を作曲された方です。凄いですねぇ
作曲した作品数は2,000曲を超えるそうで、日本作曲家協会会長(H30.5.21 現在)も務められています。
編曲:斉藤恒夫
斉藤恒夫さんは愛知県豊川市出身の作曲家・編曲家で、編曲者として古賀政男音楽博物館が定める「大衆音楽の殿堂」入りを果たしています。
代表作には北島三郎さんの「北の漁場」、小林旭さんの「昔の名前で出ています」、美空ひばりさんの「おまえに惚れた」、渡哲也さんの「くちなしの花」などがあります。
現在の川中美幸さんは?

現在も精力的な活動中の川中美幸さんは、2018年11月に「半分のれん」というシングルを発売しています。
この曲は日本作曲家協会・日本作詩家協会共同企画 ソングコンテストグランプリ・2018受賞作品です。
川中美幸さんの優しくて朗らかな人柄が存分に出ている名曲ですので、是非聴いてみてくださいね(^^)/
「ふたり酒」を聴き直してみて
ほんとに良い曲でしたねぇ・・・
こんなに温かい気持ちになれる曲は珍しいと思いました。
作曲に携わった方々の力は勿論ですが、やはり川中美幸さんの溢れんばかりの表現力がこんな気持ちにさせるのだと思います。
それにしても川中美幸さんって、ほんとに可愛らしい女性ですよね(^^)/
う~ん こんな素敵な女性はなかなか居ない!と思いました。
まだまだ現役バリバリの川中美幸さん。これからも素敵な曲を歌って下さると思います。
応援してますよ~(^^)/