よみうりランドとは?

駅名の違い。
よみうりランドへは、新宿駅から京王線で最短21分、小田急線なら最短30分で行けます。
京王線は「京王よみうりランド駅」小田急線は「読売ランド前駅」と表記が違うんですね。
小田急線は1964年に「読売ランド」が開園したことから、「西生田駅」を「読売ランド前駅」と改称、
1971年に開業した京王線の駅は、「よみうりランド」と変更後だったので、ひらがな表記なんですね!
知る人ぞ知る「近藤玲子水中バレエ団」
近藤玲子

1964年10月。日本のダンサーでジャズダンス界の重鎮だった近藤玲子さんによって、
「近藤玲子水中バレエ団」がプロデュースされました。
開業当時の名称は「龍宮城」だったそうです。
それは、ガラスの水槽に強度を保つために柱が何本も立っていて、
水中にはきれいな大きな貝などの大道具。
ヒラヒラのついた衣装を身にまとい、
ミュージカル仕立ての劇などを演じているものでした。
ゴーグルもボンベもない世界
潜水をするとなると、ボンベやゴーグルは普通つけるものですね。
しかし、水中バレエ団ではボンベも付けず、
ホースでエアーが送られているのを時々吸い込みながら演技していました。
また、ゴーグルも鼻栓もつけていませんでした。
きっと水圧が高かったと思うのですが、そんな過酷な状況の中で
口はセリフを喋っているように見えましたし、
笑顔で演じていたのが印象的で、美しいのですが、
個人的にはちょっと不思議な物悲しい光景でした。
無くなってしまったのは、とても残念ですね。
そして、よみうりランドの不思議な所をもう一つご紹介します。
聖地公園
正力松太郎ゆかりの秘宝のあるエリア

聖地公園は、あまりメジャーではないエリアかと思いますが、
「白い塔」をよみうりランドで見かけたことはありませんでしたか?
あの白い塔は、「釈迦如来殿」という建物だそうです。
中には釈迦の仏舎利(遺骨)と聖髪が収められているとのことです。
「聖地公園はこちら」と書かれた看板がアシカショーの隣にひっそりと
あり、細い通路がありました。
釈迦如来堂・時の塔・聖門・妙見菩薩像(重要文化財)、昭和天皇の歌碑など、
読売新聞社社主だった正力松太郎氏より寄贈されたものが置かれています。

七福神の船

昔、聖地公園内には池があり、そこには遊覧船くらいの船がありました。
中に入ると、マネキンくらいの大きさの、七福神の人形がそれぞれの場所に
いらしたんです。
ありがたい場所だったのかとは思いますが、個人的には怖い。とつい思ってしまいました。
次に行ったときには、船も池もなくなっていました。
梅の実

当時、梅の木がたくさんあり、ちょうど青い実がなっているのを
職員さんたちが収穫していらっしゃいました。
あの実は梅酒にでもなったのかな?
実を放っておかずに、ちゃんと収穫していたので記憶に鮮明に残りました。
今でも・・・。

ホタル
ホタル - Wikipedia
聖地公園にて、夏期に「ホタル観賞会」を開催しているそうです。
その他にも、屋台の出店や会場内で楽しめるイベントが盛りだくさんだそうです!
私的にちょっと怖い思い出のよみうりランドでしたが、現在も楽しいアトラクションや
アシカショー、近隣には温浴施設などもあり、盛りだくさんです!
初めての方も、久しぶりの方もこの機会に足を運ばれてはいかがですか?
遊園地よみうりランド