世界初上映！カメ止め『ハリウッド大作戦！』試写会！カメ止めはまるで男はつらいよ！？

ゲストとして、「カメラを止めるな!」スピンオフ『ハリウッド大作戦！』の製作総指揮・脚本を担当する上田慎一郎さんと、監督を務める中泉裕矢さん・カメ止め出演者のみなさんが集結！！

さらに映画コメンテーターの有村 昆さんも登壇されるなど、非常に豪華な顔ぶれとなりました。



3月1日に発表される日本アカデミー賞で、最優秀賞の受賞が期待される上田慎一郎さん。前日とあり、緊張の面持ちか？と表情を伺うも、インタビューなどで見せるいつもの飄々とした雰囲気は相変わらず。



1月上旬に今回の企画をサイバーエージェントから打診されたといい、「サイバーエージェントのムチャ振りが凄い！」と語るなど、終始笑顔で本作の製作過程を振り返ってくれました。

上映前のインタビューでは、本作で監督を務めた中泉裕矢さんも登壇。本家のカメ止めでは助監督を担当していたこともあり、上田さんとは気心の知れた仲といったご様子。



上田さんが「1月中旬には脚本が完成していた」と言えば、「いや、2月頭だった」と中泉さんがすかさず訂正を入れ、それを聞いた上田さんが「決定稿はそうだけど、（大まかな内容は）1月中旬！」と”言い争う”場面も。

1月上旬の打診から始まり、2月5日にはクランインをしていたそうで、編集作業が終わったのはなんと6日程前だったとのこと。



それだけタイトなスケジュールだったことから、プレミアム試写会で勢揃いした出演者たちも、完成作品を観るのは今日がはじめてという”異例の事態”に。

出演者たちは最前列に座り、会場に集まった多くのカメ止めファンと一緒に「世界初公開」の本作を鑑賞。時折、前方から聞こえてくる笑い声から察するに、彼らも心から楽しんで鑑賞されたのではないでしょうか。



上映後のトークセッションで登壇した出演者は、一様に笑顔。時間の無いなか、作り上げた達成感、安堵感に浸っているように見えました。

カメ止めのキャストやスタッフが再集結した本作。「ハリウッド版・ノンストップ・ゾンビサバイバル！」と銘打つだけあり、本家カメ止めで、ゾンビに追われ続けた若手女優の千夏が、本作では金髪になって登場。



ハリウッド感を押し出したインパクトのあるビジュアルですが、劇中でどのように展開していくかは3月2日（土）の放送でお確かめ下さい！



また、出演者には知らない顔も。そう、ド・ランクザン望さんとチャールズ・グラバーさんのお二人です。本作で初登場となりますが、こちらもまた味のある演技をしてくれています！



カメ止めの性質上、ネタバレは極力避けたく、何度も言いますが、劇中でどのように展開していくかは3月2日（土）の放送でお確かめ下さい！！



「会場は笑いに包まれていた」それだけはお伝えしておきます！

さらに映画コメンテーターの有村 昆さんは、壇上で本作をべた褒め！

「（カメ止めの出演者が集まった本作を見て）男はつらいよの”とらや”のようだった。ホームに帰ってきたような映画でした」と国民的名作を例に、長く作り続けていくだけの世界観があることを強調。



続けて、パート2や3、はたまたバットマンよろしく「ビギンズ」の製作も促すなど、終始シリーズ化を強く要求。過去の名作映画における表現技法から名付けられた「羅生門スタイル」や「パルプフィクションスタイル」「グランドホテルスタイル」といったひとつの完成形と同列に語り、「カメ止めスタイル」を提唱しました。



有村 昆さんは、そうした偉大な作品たちと肩を並べる、世界基準の域に達しているカメ止めで、本当にハリウッド進出を実現してはと提案。答えを求められた上田さんは「撮影はつらいよですね」と笑顔で交わし、会場の笑いを誘いました。

出演者が再び集結したプレミアム試写会ですが、こちらも無事に”終結”。



上田さんがカメ止めの映画化の際に、着想を得たとされる舞台「GHOST IN THE BOX!」。その代表著作権者・和田亮一さんらから「原作者の著作権を侵害している」と指摘されていた問題ですが、映画のクレジットについて合意に達したと発表しました。