糸ひきあめ

糸ひきあめとは、耕生製菓(有)が1955年頃から販売する飴の内部から長い糸が通った駄菓子のこと。
正式な商品名は「耕生(コーセー )糸引き飴」又は「耕生フルーツ引」と言います。
製造元

まだまだ現役で製造・販売されています。
耕生製菓有限会社
愛知県豊橋市駅前通3-94
0532-52-6913
耕生のフルーツ引
耕生製菓さん曰く1955年頃製造・販売を始め「昔はすべて円錐形だったが、1970年代の初めごろにフルーツ型(苺型やみかん型など)に進化したんです。」とのこと、ちなみに「糸引きアメは先代社長が考案したもので、うちが元祖」だそうです。
商品概要

名称 飴菓子
原材料 水飴、砂糖、香料、着色料(赤色は赤102、青色は青1、黄色は黄4、オレンジ色は黄5)
賞味期限 3週間
保存方法 直射日光、高温多湿を避けて保存
駄菓子屋がメイン
「耕生のフルーツ引」は駄菓子屋に置いてあることが多く、これは個包装されていないため、衛生的に一般的なスーパーマーケットやコンビニなどで販売されることは、先ず無いそうです。
確かに駄菓子屋以外で見かけた事、ないですもんね💦
ギャンブル心

子供の頃って、あまり気にしていなかったけど、駄菓子屋の物って、よく「あたり」「はずれ」があったりブロマイドやカードなんかも包装されてて中身が見えなくなっていてギャンブル性が高い物が多くなかったですか?
大人になってもギャンブル好きな人って、既に子供の頃から駄菓子屋さんなどでギャンブル心が植え付けられていたから?
なんて思っているのは私だけでしょうか・・・
イカサマ?
駄菓子屋さんでギャンブル心が植え付けられる分、イカサマなども駄菓子屋さんで覚える小学生もいませんでしたか?
どちらかと言うと私も駄菓子屋さんでイカサマなどを覚えたクチです。
「糸ひきあめ」などは駄菓子屋のおばあちゃんが見ていないスキに大玉の方を引っ張り、動いた糸を確認して再度糸を引っ張り、「当たった~!」なんて騒いで大玉をゲットしていました。
でも、よく考えたら駄菓子屋のおばあちゃんも、子供がやる事だからと、分かっていて見逃していてくれたのかもしれませんね。
そんな事無かった!

※画像はイメージです。
駄菓子屋のおばあちゃんの優しさだと勘違いしていたら、ある時から瓶などに入れて飴が触れない様になっていました💦
おばあちゃんも実はイラッとしてたのでしょうか・・・・
ギャンブル心も無いボンボン
いつの時代にもボンボンはいます。
私が子供の頃にもボンボンがいて、大玉どれだろう・・・なんて糸を選んでいると、
そんなの全部買えばイイじゃん!と1袋30本(30個入り)だから300円を払えばクジを引く事なく全ての飴をゲット出来るので本人は大玉を全部取って普通サイズは、周りに配るので、文句も言えません。
ボンボンはギャンブル心が無いのか、クジや「あたり」「はずれ」がある物や包装されたブロマイドやカード、全て箱買い、束買いで、ダブった物やハズレは周りに、あげてしまっていました。
既に格差社会が・・・
時代とともにサイズも・・・
糸を束ねてある中から1本を選んで引き、引き上がった飴が貰える(1回10円)。
飴は大小さまざまなサイズがあり、色や味も異なるので、どの飴が貰えるかは完全に運次第。
ハズレ飴は三角錐の小さなイチゴ味だが、当たり飴は平べったいフルーツなどの形をしており、一昔前までは一口で頬張れないほどに大きかった。
近年になって物価の影響により、個々の飴のサイズが当時の三分の二から半分ほどに急激に小さくなり、当たり飴でも当時のハズレ飴と同等ぐらいのサイズになってしまったそうです。
その他

コーラ糸引き飴
フルーツ糸引き飴の他に、コーラ糸引き飴、ソーダ糸引き飴も販売されており、販売元は同じ耕生製菓さんです。
因みに(コーラ版とサイダー版はフルーツ版と異なり、全て30個同じ味)です。

サイダー糸引き飴
最後に・・・

いかがだったでしょうか?
懐かしく思った方も多いのではないでしょうか。
また面白そうなネタがあったらまとめてみたいと思います。
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