山口百恵とは
 
  	山口百恵さんの芸能界デビューは、1972年に行われたオーディション番組である『スター誕生!』がきっかけでした。
翌年には『としごろ』という映画に出演。同名の曲で歌手としてデビューします。
森昌子さん、桜田淳子さんと共に「花の中三トリオ」と呼ばれました。
1980年3月には三浦友和さんとの婚約を発表し、芸能界を引退します。
引退後は一切のマスコミに姿をみせず、主婦であると同時にキルト作家としても活動されています。
今回は、そんな昭和の歌姫であった山口百恵さんの名曲「乙女座 宮」を聴き直してみましょう(^^)/
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名曲「乙女座 宮」とは
「乙女座 宮」(おとめざ きゅう)は1978年2月にリリースされた山口百恵さんの21枚目のシングルです。
歌詞の中には乙女座をはじめ、蟹座・獅子座など星占いに登場する星座が登場するのが特徴です。
 
  	久し振りに聴いた時に、ちょっと「あれ?」と思いました。
なんとなく、山口百恵さんの印象と違うんです・・・
それもその筈、山口百恵さんの楽曲の中では珍しく、明るいメジャーコードの曲となっているんですねぇ。
私なんて「秋桜」が印象に残っていたので、ちょっとびっくりしました。
それにしても素敵な歌詞ですよねぇ・・・
ファンタジーというかメルヘンというか。
この様な曲も歌いこなしてしまうところが山口百恵さんの素晴らしいところなんですよね!
やはり永遠の歌姫であることに間違いありませんねぇ
楽曲に携わった人達
作詞:阿木燿子
阿木燿子(あきようこ)さんは日本の作詞家であり、女優・小説家・エッセイストなどもこなすマルチな方です。本名は木村広子さんといいます。
旦那さんはミュージシャンで俳優の宇崎竜童さん。ご夫婦でタッグを組み、日本の音楽シーンに多くの名曲を送り出してきました。
そんな阿木燿子さんは2006年11月に紫綬褒章を受章しています。
作詞された代表作には、1976年に日本レコード大賞の作詞賞及び日本作詞大賞の大衆賞を受賞し「横須賀ストーリー」(山口百恵)や、同じく同年に賞に輝いた「想い出ぼろぼろ」(内藤やす子)などがあります。
 
  	作曲:宇崎竜童
宇崎竜童(うざきりゅうどう)さんといえばダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が頭に浮かびますが、「作詞:阿木燿子・作曲:宇崎竜童」のコンビで山口百恵さんの全盛期を支えたことでも有名です。
数多くのアーティストに楽曲を提供している宇崎竜童さんですが、俳優、映画監督としての一面もあり、多才な方であることがうかがえます。
 
  	編曲:萩田光雄
萩田光雄(はぎたみつお)さんは静岡県出身の作曲家、編曲家、音楽プロデューサーです。
1973年に高木麻早さんの「ひとりぼっちの部屋」で編曲家デビューされました。
その後、1975年に布施明さんの「シクラメンのかほり」と、1976年に梓みちよさんの「メランコリー」で日本レコード大賞編曲賞を2年連続で受賞されています。
編曲のプロフェッショナルですね。
 
     
    




