平成元年、平成8年、平成30年の女子高生に流行したファッションって!?
フリュー株式会社が運営する女子高生・女子大生の動向調査・研究機関『GIRLS’TREND(ガールズトレンド) 研究所』より、「平成の女子高生(JK)に関する世代別トレンド」の調査結果が発表されました。平成元年(1989年)、平成8年(1996年)、平成30年(2018年)の各世代における女子高生の流行のうち「ファッション・美容」に関する結果がまとめられています。では結果を見てみましょう!

平成元年(1989年)のJK(*現在44~47歳)

普段着ている服で好きなブランドは?
普段着ている服は「POLO RALPH LAUREN」が第1位となり、1980年代に流行したブランド“アメカジ”の人気ぶりが表れました。また、2位以降には同時期に流行していた“DC(デザイナーズ&キャラクターズ)ブランド”と呼ばれるファッションカテゴリーの服も多数ランクイン。
普段よく使っている化粧品ブランドは?
よく使う化粧品は、「資生堂」「カネボウ」と日本を代表するコスメブランドが上位に。当時、松田聖子や中山美穂など人気アイドルを起用したCMが話題となっていたことが関係しているのかもしれません。
ファッションや美容でイケてるものは?
ファッションや美容で「オシャレ/イケてる」と思うコトやモノの第1位となったパーマ・ソバージュも象徴的で、太眉毛にソバージュという“バブルスタイル”の流行が伺える結果となりました。

平成8年(1996年)のJK(*現在37~40歳)

普段着ている服で好きなブランドは?
安室奈美恵の人気とともに、渋谷がギャルの聖地となったこの時代。普段着ているブランドでは、「CECIL McBEE」「EGOIST」を筆頭にSHIBUYA109に出店する“ギャルブランド”が多くみられました。

普段よく使っている化粧品ブランドは?
よく使う化粧品は、平成元年に続いて「資生堂」が人気を維持しつつも、プチプラコスメとして知られる「CANMAKE」、さらに百貨店で販売している「CHANEL」などの海外コスメもランクイン。
ファッションや美容でイケてるものは?
ファッションや美容で「オシャレ/イケてる」と思うコトやモノは安室奈美恵(アムラー)となり、3世代で唯一人物がランクイン。安室奈美恵の女子高生に対するファッション・美容全般への影響力の大きさが伺えます。

平成30年(2018年)のJK(*現在15~18歳)

普段着ている服で好きなブランドは?
普段着るブランドは、プチプラブランドやファストファッションである「INGNI」「GU」が第1位となりました。

普段よく使っている化粧品ブランドは?
よく使う化粧品は、「CANMAKE」が圧倒的1位で、2位以降も「KATE」や「CEZANNE」など手軽に購入できるブランドが多数に。今回の調査で、洋服を買うときに重要視するものは値段と回答した人が最も多かった平成30年世代は、ファッションだけでなく美容においても価格を重視するようです。
ファッションや美容でイケてるものは?
ファッションや美容で「オシャレ/イケてる」と思うコトやモノは、「自分に似合っているモノ」が第1位。自分らしさを大切にする “価値観の多様化”が顕著になりました。

調査概要
調査内容:平成女子高生のファッション・美容に関する調査
調査期間:2018年12月13日(木)~12月18日(火)
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:セルフ型ネットリサーチ「Fastask」のモニター会員様
有効回答数:45才~48才女性(平成元年時に高校生)137人/37才~39才女性(平成8年時に高校生)143人/15才~18才女性(現役高校生)97人
調査の詳しい内容はこちらでチェック!
「平成の女子高生(JK)に関する世代別トレンド」調査 ~ファッション・美容編~ || フリュー株式会社