阿久悠が子供たちのためにつくりあげた歌、50曲を大収録!
「誰もが勇気を忘れちゃいけない ~大事なことはすべて阿久悠が教えてくれた~」12月19日に発売!
日本が誇る作詞家・阿久悠がアニメや特撮のために、そしてかつての子供たちのために書いた歌50曲を収めた大アルバム「誰もが勇気を忘れちゃいけない ~大事なことはすべて阿久悠が教えてくれた~」が12月19日に発売される。
CDは2枚組。ジャケットには人気ウェブ漫画「王様ランキング」の主人公ボッジを起用。

日本を代表し、昭和を代表する作詞家、阿久悠。
彼の手掛けた膨大な仕事のなかからアニメや特撮、当時の子供たちのためにメッセージを込めて書かれた歌50曲を収録。うち12曲は初CD化となっている。
タイトルの〝誰もが勇気を忘れちゃいけない〟は「ウルトラマンレオ」の主題歌の一節から。
ジャケットのキャラクターは、阿久悠の書くヒーローソングにふさわしい〝勇気〟や〝使命感〟を象徴している。
阿久悠が子供たちへの歌を集中的につくり始めたのは1970年代のこと。
「あの頃のテレビを見ていた子供たちは阿久悠の詞から大事なことをたくさん教わり大人になったはずだ。そのメッセージを再考し、未来へつなぐための一助となることを期待しよう」
という思いがこのCDには込められているようだ。
概要
「誰もが勇気を忘れちゃいけない ~大事なことはすべて阿久悠が教えてくれた~」
2018年12月19日発売
COCP-40599~600(2枚組)
3200円+税
発売元:日本コロムビア株式会社
曲目リスト
Disc1
誰もが勇気を忘れちゃいけない 〜大事なことはすべて阿久悠が教えてくれた〜: 商品カテゴリー | V.A. | CD/DVD/Blu-ray/レコード/グッズの通販サイト【コロムビアミュージックショップ】
Disc2
誰もが勇気を忘れちゃいけない 〜大事なことはすべて阿久悠が教えてくれた〜: 商品カテゴリー | V.A. | CD/DVD/Blu-ray/レコード/グッズの通販サイト【コロムビアミュージックショップ】
なつかしき〝あの頃〟の曲
アルバムの最初を飾るのはすぎうらよしひろの《マッハバロン》。「スーパーロボット マッハバロン」は1974年から約半年かけて放映された特撮ドラマ。
マッハバロンの前身「スーパーロボット レッドバロン」は人気番組だったが、スポンサー会社の経営悪化というやや珍しい理由で打ち切りとなってしまっている。
マッハバロンとレッドバロンには作品コンセプトに結構違いがあるため、もし打ち切りがなければ……と日本ロボットアニメ史に思いを馳せてみるとなかなか不思議な気持ちになる。
もちろん朝コータロー氏が歌うレッドバロンのテーマ《レッドバロン》もCDに収録されている。

スーパーロボット レッドバロン
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永井豪50周年突破のイベントが盛んに行われ、また一部界隈で熱い人気を誇る「デビルマン」のテーマソング《デビルマンのうた》も収録。
〝あれは誰だ〟から始まる歌は我々にとって一種の常識だが、そろそろ知らない世代も出てきているのかもしれない。

デビルマン
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真夏竜と少年少女合唱団みずうみがおくる《ウルトラマンレオ》はアルバムのタイトルにもなっている主要曲。
「ウルトラマンレオ」はシリーズ全体で言うと7作品目にあたるが、「帰ってきたウルトラマン」から始まる〝第2期〟の4作目(最終作)という一面ももっている。次作品にあたるのは「ザ☆ウルトラマン」。

ウルトラマンレオ
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《宇宙戦艦ヤマト》も阿久悠の代名詞的作品のひとつだろう。
「宇宙戦艦ヤマト」は1974年に始まったシリーズ。78年から「宇宙戦艦ヤマト2」、80年から「宇宙戦艦ヤマトⅢ」は放映され、2013年の「宇宙戦艦ヤマト2199」、そして今期の「宇宙戦艦ヤマト2022 愛の戦士たち」と繋がっている。
これだけでも話数は100を超えている。他にも劇場版が多数存在しており、漫画や小説まで含めて網羅するとなると相当な愛と時間が必要になるだろう。

宇宙戦艦ヤマト
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