赤坂泰彦のミリオンナイツで日の目を見た「うさんくさいポップス」!!
ミドルエッジ世代が夢中になったラジオ番組のひとつ「赤坂泰彦のミリオンナイツ」。その番組内で「誰が、いつ、どこで、何のために歌ったのかわからない、とにかく胡散臭い曲」を「うさんくさいポップス」として紹介するコーナーがあったのを覚えていますでしょうか?赤坂の激しいツッコミも魅力でしたよね。この記事では「うさんくさいポップス」で紹介された楽曲をいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
花のピュンピュン丸(財津一郎)
財津一郎の歌唱による「花のピュンピュン丸」。60年代後半に放送されていたアニメ「ピュンピュン丸」の主題歌であり「うさんくさいポップスの原点」とも呼ばれています。
謎の女B(平岡精二)
平岡精二のシングル「謎の女B」。曽我町子に提供した楽曲を1969年に平岡がセルフカバーしたもので、「謎の女(B) 僕をAとする AとBがある夜会った~♪」という奇妙な歌詞のインパクトにリスナーからのリクエストが殺到。翌週もフルオンエアされるという事態に発展しました。
雪子のロック(藤健次)
俳優として活躍していた藤健次が1967年に発表した「雪子のロック」。「曲の時間はたった32秒。ストリングスとピアノの伴奏からなる曲をバックに主人公の『僕』がかつての恋人『雪子』に対して戻ってきて欲しいと呼びかけるが、そこへ車がぶつかる音が入って終わり。」という珍妙な楽曲として有名ですが、オリジナルは普通の歌謡曲であり、それを「面白愉快で懐かし原盤」というCDに収録した際に「32秒に編集し、車がぶつかる音のSEを追加したバージョン」が作られた、というのが事の真相です。
マサオ(赤木さとし)
赤木さとしが1980年に発表した「マサオ」。イントロでの「まさおー!」という絶叫のインパクトから瞬く間に話題となりました。後日「マサオ」の別バージョン「マサオ・オルタネイティブアンダーグラウンドヒューマンネイチャーミックスアップアンドダウンホワイディジューエバーゴー」が制作される事態に。
スナッキーで踊ろう(海道はじめとスナッキーガールズ)
海道はじめとスナッキーガールズが1968年に発表したシングル「スナッキーで踊ろう」。プリマハムの「スナッキー」を宣伝するために制作された、日本初のCMソングです。「地獄谷からのひとりGS」のキャッチコピーでランキングでは長いこと常連をキープしていました。
ハイティーン・ゴー・ゴー(森本和子)
森本和子が発表した「ハイティーン・ゴー・ゴー」。当時のエレキブームの影響もあり曲中に「テケテケテケテケテケ」という部分があるのですが、なんとそれは「歌詞」の中に含まれており、口ギターを披露しています。そのインパクトの強さで、何度かオンエアされています。
夜を抱きしめたい(平泉征)
俳優・平泉征が発表した「夜を抱きしめたい」。歌詞の中に「俺が魔女なら〜」という部分や「辛い明日を忘れて~」など矛盾した箇所が散見され、ランキングで初めて3週連続1位を獲得。「魔女男」という呼び名もリスナーの間で広まりました。今回ご紹介するのは以上となります。皆さんの記憶に残っていた「うさんくさいポップス」はありましたでしょうか?
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