山川豊について

父は漁師、母は海女という漁業一家に生まれた山川豊さん。それでもお兄さんは演歌歌手の鳥羽一郎さんで、兄弟揃って歌手の道に進んでいます。
趣味はギター、ボクシング(C級ライセンス所持)、ダンスと多才振りを発揮されています。
きっと今後の演歌や歌謡曲を背負っていかれる重要な方だと思います!
デビュー曲「函館本線」

「函館本線」は1981年2月5日にリリースされた山川豊さんのデビューシングルです。
何も告げずに恋人の元から離れ、一人で北国に帰る女性の悲しい心情が歌われている曲です。
北海道のご当地ソングではあるもののロングヒットとなり、第23回日本レコード大賞・新人賞、第12回日本歌謡大賞・放送音楽新人賞など、数多くの賞を受賞されました。
アメリカ三部作
アメリカ三部作とは、山川豊さんが歌った「アメリカ橋」「ニューヨーク物語り」「霧雨のシアトル」の3曲をさします。
ちょっと新しい曲も含まれますが、三部作なので3曲ご紹介したいと思います(^^)/
アメリカ橋

「アメリカ橋」は1998年2月18日にリリースされた山川豊さんの19枚目のシングルです。
かつての恋人同士の再会と、その別れの切なさが伝わってくる曲です。
この橋は山手線の恵比寿駅と目黒駅の間に実在する恵比寿南橋のことで、通称アメリカ橋と呼ばれています。
この曲は、ドラマ30『いのちの現場から』第5シリーズの主題歌になりました。
ニューヨーク物語り

「ニューヨーク物語り」は2007年1月31日にリリースされた山川豊さんの29枚目のシングルです。
昔恋焦がれた人に対して思う懐かしい感情が伝わってくる曲です。
なんといってもこの曲の注目すべきところは、あのシャ乱Qのつんく♂さんが作詞・作曲しているということ。
こういう昭和歌謡の様なノスタルジックな曲も作れてしまうなんて、つんく♂さんの才能は計り知れないものですよね!
霧雨のシアトル

「霧雨のシアトル」は2009年6月24日にリリースされた山川豊さんの30枚目のシングルです。
想い人を追いかけて異国の地であるシアトルまで来たのに、会えないでいる切なさが伝わってくる曲です。
それにしても阿木燿子さんはほんとに素晴らしい作詞をされますよね。H2Oの「想い出がいっぱい」なんて、ほんとに良い詞でした。
山川豊を聴き直してみて
山川豊さんの歌声はいかがだったでしょうか?
独特の歌声ですが、良い曲を歌われていると思いました(^^)/
ご当地ソングやアメリカ三部作など、持ち曲の幅の広いさを感じました。
まだまだ現役で活動されている山川豊さん。
これからも活躍し続けて頂きたいですね!
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