うんうん。影役をやる沢中くんがかっこいいですの。舞台観に行きたくなる!(*´▽`*)
お次は『天国飯と地獄耳』や『ハジの多い人生』『嫁へ行くつもりじゃなかった』、共著『オトコのカラダはキモチいい』で名を馳せている文筆家の岡田育さん!
そんな発想なかった(;゚Д゚)
“「女の子は想い人と会話しながらも全然別のこと考えられちゃうのよ」を視覚化した名作”
とは言い得て妙……!
ただこれは男性側にしてはあんまり嬉しくないかもしれませんね笑
感想
「理想をいつも塗り替えるために、追いかけ続けるのはとてもしんどい」
これが彼の偽りなき言葉で、
「神様に選ばれたならいいけど、人の思い込みで期待されるのはきつい」
作中でいい兄貴を演じるのも疲れたとただ彼は空気の抜けた風船のように頼りないところがヒロインのお相手役としては、ヒーローらしくなく、とても印象的でした。
澄寿がなんとかして舞台に引っ張り出したいのはその気持ちはわかるのだけれども、
かみさまのように、かっこいい柊一がきっとその時に浮き上がるから――と信じたい澄寿。
しかし彼、柊一は頑なに舞台へ立つことを拒否します。
きっと10代の時に読んだ時なら二人が結ばれないことでモヤモヤしてたと思いますが。。。
今となっては、柊一の気持ちが痛いほどわかってしまう。
誰かの期待に答え続けることは、沢中さんがいうように
「いつも自分以上って出し続けたらその内空っぽになってなにもなくなる」というようなことを
作中で吐いていましたが、完全燃焼してじぶんを見失っていたんだろうなぁと思いました。柊一は。
期待に答え続ける、続けて、他者視線に立つことはとても怖いことで。
「人からじぶんはどう見ているのか」
「はたして、――じぶんは他人の期待に答えることができているのだろうか」
というようなメビウスの輪の迷宮に入り込んでしまったのだな、と。
そんな彼が心の支えとなったいたのは、皮肉にも、彼がのびのびと演劇を楽しんでいた時期を知っている澄寿ちゃんの存在なのですよね。
「どんな柊ちゃんでも受け入れる!」と豪語したものの、
結局はカッコ悪いじぶんを見せるのは一時のことだけで、澄寿の元から立ち去ります。
男女の仲となるきわどいシーン(?)でもありましたが、
それを押し堪えて、澄寿に最後までかっこいい兄貴を見せた柊一はかっこよかった。
こう言ってなんですが、個人的には負けん気強い沢中がツボでした。笑
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