音ゲーはビートマニアから始まった!

音ゲーはビートマニアから始まった!

今や「太鼓の達人」や「ポップンミュージック」など、音ゲーと呼ばれるジャンルは「ビートマニア」によって確立された! その歴史をひもとくと・・・。


Konami コナミ

グラディウスを筆頭にシューティングゲームの名門ゲームメーカーと認知されてきたコナミ!
ビートマニアの発表で、音ゲーと呼ばれるゲームジャンルを確立した。

beatmania ビートマニア

音ゲーブームのきっかけを作ったビートマニア1作目。

画面上から降りてくる譜面に合わせて鍵盤をたたくだけ、というシンプルさは万人に受け入れられた。

上級プレイヤーのプレイにはギャラリー(見物人)からの歓声が上がることも!
2002年7月稼動の第13弾「beatmania THE FINAL」がシリーズ最終作となる。

1人で1Pと2Pを同時に操作する(Double Play)など、ギャラリーに対して魅せる要素を取り入れたプレイヤーが現れる。これは後にメーカー側もプレイオプションとして取り入れることとなる。

beatmaniaの歴代バージョン

beatmania IIDX ビートマニアⅡDX

beatmania IIDX(1999年2月26日稼働開始)
より高度なテクニックが必要となったが、多くのゲームマニアに支持された。
近年は年1回のバージョンアップで現在も全国で稼働中。
最新は2014年9月より稼動中の beatmania IIDX 22 PENDUAL

ビートマニアの5鍵+ターンテーブルからⅡDXでは7鍵+ターンテーブルに。

beatmania IIDXの歴代バージョン

beatmania IIDX(1999年2月26日稼働開始)  キャッチフレーズは「時代を震わす鼓動を刻め!!」  本作品に限り、「1st style」と呼ばれる場合がある。 beatmania IIDX substream(1999年7月27日稼働開始)  キャッチフレーズは「The next respect」 beatmania IIDX 2nd style(1999年9月30日稼働開始)  キャッチフレーズは「譜面(ビート)の向こうへ駆け抜けろ。」 beatmania IIDX 3rd style(2000年2月25日稼働開始)  キャッチフレーズは「WELCOME TO THE CYBER-beat-NATION」 beatmania IIDX 4th style(2000年9月28日稼働開始)  キャッチフレーズは「TRIP THE DEEP」 beatmania IIDX 5th style(2001年3月27日稼働開始)  キャッチフレーズは「IIDX FOR THE NEW CENTURY」[14] beatmania IIDX 6th style(2001年9月28日稼働開始)  キャッチフレーズは「艶~THE PRIMARY VIVID IIDX」 beatmania IIDX 7th style(2002年3月27日稼働開始)  キャッチフレーズは「JEWEL SHOWER」 beatmania IIDX 8th style(2002年9月27日稼働開始)  キャッチフレーズは「Break the Future!」 beatmania IIDX 9th style(2003年6月25日稼働開始)  本作からe-AMUSEMENTに対応。 beatmania IIDX 10th style(2004年2月18日稼働開始)  キャッチフレーズは「「十」代重ねるビートの血脈。「重」く響き渡る脈動。「充」たされるBLOOD。」 beatmania IIDX 11 IIDX RED(2004年10月28日稼働開始)  キャッチフレーズは「赫(あか)に、染まりな。」 beatmania IIDX 12 HAPPY SKY(2005年7月13日稼働開始)  キャッチフレーズは「Just Got Splash Beats!」 beatmania IIDX 13 DistorteD(2006年3月15日稼働開始)  キャッチフレーズは「轟響」 beatmania IIDX 14 GOLD(2007年2月21日稼働開始)  キャッチフレーズは「Are You Ready Come on! It's Party Time!」 beatmania IIDX 15 DJ TROOPERS(2007年12月19日稼動開始)  キャッチフレーズは「「撃鉄(トリガー)」は引かない。「戦律(せんりつ)」を打て。」 beatmania IIDX 16 EMPRESS(2008年11月19日稼働開始)  キャッチフレーズは「超(ちょう)、頂(ちょう)、蝶(ちょう)、煌(きらめ)く―。」 beatmania IIDX 17 SIRIUS(2009年10月21日稼働開始)  キャッチフレーズは「音条の響、光条の輝。」 beatmania IIDX 18 Resort Anthem(2010年9月15日稼動開始)  キャッチフレーズは「Blaze through the resort party!」 beatmania IIDX 19 Lincle(2011年9月15日稼動開始)  キャッチフレーズは「可憐(ラブリー)×響音(ドライブ)=新連鎖(ニューリンクル)。」 beatmania IIDX 20 tricoro(2012年9月19日稼働開始)  キャッチフレーズは「輪音転奏(Next Link Various Tunes Change The World [TRI] For The Future !!!)。」 beatmania IIDX 21 SPADA(2013年11月13日稼動開始)  キャッチフレーズは「鍵士とは、叩っ斬ることと みつけたり。」 beatmania IIDX 22 PENDUAL(2014年9月17日稼働開始)  キャッチフレーズは「時、行き交わう。弐つの振音」

https://ja.wikipedia.org/wiki/Beatmania_IIDX

beatmania IIDX - Wikipedia

beatmania III

2000年登場のDJスタイルのビートマニア直系、第3弾にあたるが稼動店舗は少なかった。※先行出荷の販売分で製造打ち切りとなった。
シリーズ最終作は2002年8月のbeatmania III THE FINAL

beatmania III の歴代バージョン

BEMANIシリーズ

コナミの音ゲーはビーマニというブランドで様々な派生機種を生み出した。

ビーマニのブランド・ロゴ

pop'n music ポップンミュージック

BEMANIシリーズの第2弾
もぐらたたきのようなゲーム性は多くの女性プレイヤーを生み出した。
現在シリーズ22作目と最も長期に支持される音ゲーである。

稼動初期の筐体

新筐体

pop'n music - ポップンミュージック(1998年9月28日稼動)  ※「初代」「ポップン1」等と称される。 pop'n music 2 - ポップンミュージック2(1999年3月26日稼動) pop'n music 3 - ポップンミュージック3(1999年9月16日稼動) pop'n music 4 - ポップンミュージック4(2000年3月16日稼動) pop'n music 5 - ポップンミュージック5(2000年11月17日稼動) pop'n music 6 - ポップンミュージック6(2001年5月11日稼動) pop'n music 7 - ポップンミュージック7(2001年11月22日稼動) pop'n music 8 - ポップンミュージック8(2002年5月30日稼動) pop'n music 9 - ポップンミュージック9(2002年12月26日稼動) pop'n music 10 - ポップンミュージック10(2003年8月6日稼動) pop'n music 11 - ポップンミュージック11(2004年3月24日稼動) pop'n music 12 いろは - ポップンミュージック12 いろは(2004年12月8日稼動)  ※この作品からサブタイトルがつく pop'n music 13 カーニバル - ポップンミュージック13 カーニバル(2005年9月7日稼動) pop'n music 14 FEVER! - ポップンミュージック14 フィーバー! (2006年5月17日稼動) pop'n music 15 ADVENTURE - ポップンミュージック15 アドベンチャー(2007年4月25日稼動) pop'n music 16 PARTY♪ - ポップンミュージック16 パーティー♪(2008年3月24日稼動) pop'n music 17 THE MOVIE - ポップンミュージック17 ザ・ムービー(2009年3月4日稼動) pop'n music 18 せんごく列伝 - ポップンミュージック18 せんごくれつでん(2010年1月20日稼働) pop'n music 19 TUNE STREET - ポップンミュージック19 チューンストリート(2010年12月9日稼動) pop'n music 20 fantasia - ポップンミュージック20 ファンタジア(2011年12月7日稼動) pop'n music Sunny Park - ポップンミュージック サニーパーク(2012年12月5日稼働) pop'n music ラピストリア - ポップンミュージック ラピストリア(2014年6月25日稼働、最新作として稼働中)

https://ja.wikipedia.org/wiki/Pop%27n_music

pop'n music - Wikipedia

Dance Dance Revolution ダンスダンスレボリューション

DDRやダンレボと略されるBEMANIシリーズ第3弾。
1998年稼動開始。2002年リリースのDance Dance Revolution EXTREMEで開発終了となったが、2006年Dance Dance Revolution SuperNOVAで復活。現在の最新バージョンは2013年3月リリース作となっている。

GUITARFREAKS  ギターフリークス

1999年発表のBEMANIシリーズの第4弾。後発のドラムマニアやキーボードマニアとのリンク(セッション)機能が注目を浴びた。
XGシリーズGITADORAが2013年3月31日をもってe-AMUSEMENTサービスを終了。現在はネットワークなしで稼動店舗がある。

弦はなく、ボタンで操作である。

drummania ドラムマニア

1999年7月10日にBEMANIシリーズの第5弾として登場。ギターフリークスとのセッション(リンク)機能が注目された。

初期の筐体

こちらが最新の筐体

KEYBOARDMANIA  キーボードマニア

2000年2月発売のにBEMANIシリーズ第6弾。キーマニと呼ばれる。
ヤマハのキーボードを採用しており楽曲にも根強いファンがいたが、鍵盤楽器の演奏はハードルが高く3作目のKEYBOARDMANIA 3rdMIX (2001年3月15日稼働)で終了となった。

ParaParaParadise パラパラパラダイス

2000年発売されたパラパラをテーマとしたダンスゲーム。
BEMANIシリーズのひとつである。

Dance Maniax ダンスマニアックス

こちらもBEMANIシリーズ。
2000年6月21日稼動のアーケード用ダンスゲーム。
パラパラパラダイスに比べ設置面積が少ない分、設置台数が期待されたがDance Maniax 2ndMIX(2000年12月5日稼働)、Dance Maniax 2ndMIX APPEND J☆PARADISE(2001年4月19日稼働)の3作で開発終了。プレイヤーの評価は低く短命で終わる。

MAMBO A GO GO マンボ ア ゴーゴー

専用の大型筐体を使用したバージョンと、ビデオゲーム筐体(基盤交換)を使用したバージョンの2つがある(ゲーム内容は同じ)。
BEMANIシリーズ唯一の汎用ビデオゲーム機用でリリースされた作品となる。
2001年6月4日稼動

Toy'sMarch トイズマーチ

BEMANIシリーズで、幼児・低年齢層に向けたアーケードゲーム

DANCE 86.4 FUNKY RADIO STATION                       ダンスやろーよ ファンキーラジオステーション

DDR同様にダンスゲームであるが、入力は1人あたり3つしかないなど、Toy'sMarch同様、小さな子供も対象としている。

jubeat ユビート

2008年7月24日に発売した久しぶりの新作BEMANIシリーズ。
最新バージョンはjubeat prop ~ユビート プロップ~(2015年2月20日稼働開始)

REFLEC BEAT リフレクビート

2010年11月4日に発売したBEMANIシリーズ。
タッチパネル+対戦という要素を取り入れており、今までのBEMANIシリーズとはかなり違うシステムとなっている。
最新バージョンはREFLEC BEAT groovin'!! Upper ~グルーヴィン!! アッパー~(2014年11月20日稼動開始)

SOUND VOLTEX サウンド ボルテックス

2012年1月18日より順次稼働を開始したBEMANIシリーズ。
「正しく演奏して音を奏でる」のではなく、「デバイス操作で様々なエフェクトを掛ける」という点が今までのBEMANIシリーズとは異なる特徴である。
最新バージョンはSOUND VOLTEX III GRAVITY WARS ~グラビティ ウォーズ~(2014年11月20日稼働開始)

Future TomTom ミライダガッキ

2013年6月20日に稼働開始の音楽ゲーム初心者ユーザーを主なターゲットに据えたBEMANIシリーズ。
2013年12月18日よりシステムなどに大幅な改変を施した『ミライダガッキ Ver.2』が稼働中。

BeatStream ビートストリーム

2014年7月17日に発売したBEMANIシリーズ。 略称「ビースト」と呼ばれる。

MÚSECA ミュゼカ

2015年6月19日より21日までのロケテストが始まったばかりのBEMANIシリーズ最新作。
5個のスピナーボタンとフットペダルを操作するとの情報だが・・・
全国での稼動開始は秋ごろか・・・?

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