加古里子(かこさとし)さんの絵本
幼いころにたくさん読んだ絵本って大人になっても憶えているものです。
ところが読んだ当時が幼かったせいか、絵本の作者については憶えていなかったりします。
筆者はここに紹介する3冊どれもよく憶えているのですが、これら全てを加古里子(かこさとし)さんが描かれていたことについて、いまさら知ったという次第です。
「だるまちゃんとてんぐちゃん」では、てんぐちゃんの真似をしたいだるまちゃんが欲しがるうちわや帽子がたくさん並ぶシーンが楽しかったですし、「からすのパンやさん」では、80種類以上もの美味しそうなパンに心高ぶり、「にんじんばたけのパピプペポ」では、たくさんの子ぶたの名前が可笑しくって。
そんな、見たり聞いたりしたらきっと思い出す、加古里子(かこさとし)さんの絵本3選です。
かこさとしさんについて
Wikipediaより拝借しますが絵本作家、児童文学者であるとともに、工学博士、化学技術士でもあるという加古里子(かこさとし)さん。
加古里子 - Wikipedia
読んでお分かりいただける通り、本稿執筆時点で御年92歳!
実に幅広い年代の人々が、加古里子(かこさとし)さんの絵本を読んで育ったであろうことが想像つきますよね。
↓に、2014年のインタビュー動画があります。かこさんの絵本作家としての歩みを知ることが出来ますよ。
だるまちゃんとてんぐちゃん
ながい鼻にうちわに帽子、てんぐちゃんが身に着けているを何でも欲しがるだるまちゃんと期待に応えたい(?)お父さん。
だるまちゃんのアイデアも素敵な、かこさんの代表作です。

ズラリと並ぶモノが楽しかった
からすのパンやさん
「からすのパンやさん」はこの3選のなかでもっとも子供心に憶えています。
なんといっても80種類ものたくさんのパンが登場しますからね。

心躍った!たくさんのパンたち
にんじんばたけのパピプペポ
今にして思うと、たくさんの示唆に富んだ絵本。
でも当時は、人参ってなんだかとってもハッピーな感じになれる食べ物なんだな!
くらいの感覚だったと思いますね。

人参食べよう!って思いました笑
加古里子(かこさとし)さんの作品以外にも、目で見ると「あ~あったな~」とすぐに思い出しそうな絵本たち、ミドルエッジにいくつかの記事を見つけたので紹介しておきますね。
大人になって読むと一味違う?幼児期にハマった名作絵本7選 - Middle Edge(ミドルエッジ)
みんなが読んだ「ノンタンといっしょ」、アニメ版の声優は千秋でした。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
心優しいバーバパパ一家は「バーバートリック♪」で自由に姿を変えることが出来る不思議な生き物。 - Middle Edge(ミドルエッジ)